犬猫が病気になった時に寄せられる相談が
「ごはん食べない」「お薬を飲ませられない」問題。
 
楽しく生活している中で、「病気になった時」とか「お薬をどうやって飲ませるのか」
なんて考えることはないですよね。
病気になった時に初めて直面する悩みだと思います。
 
ただね、病気うんぬんの前に多くの方がやっていること。
「常においしいものをたっぷり与えている」のです。
 
好きなごはんやおやつをいつもあげたい、
わが子のうれしそうな顔を見ると自分も幸せ。
もちろん気持ちは分かります。
 
でもね、そんな「毎日大満足な食生活♡」をしていると、
「いざという時にこれだけは絶対にこれだけは食べる!」という武器がなくなるんですよね。
 
ふだんはそこそこ好きなものを食べてくれればいいんです。
〇ゅーるを毎日おやつとして与えなくていいんです。
 
例えばふだんはドライを食べさせているけれど、本当はウエットが好きならば、
時々ウエットをあげればいい。
病気になったらさらにウエットの中でもおいしいタイプを与えてみるとか。
その時こそ〇ゅーるの出番かもしれません。
 
病気になった時に急にお薬を包んだ変なものを見せられたら、
それは警戒して食べようとはしないでしょう。
いつものおいしいものを出せ!ってなりますもんね。
 
中にはそもそも食に興味のない子もいるので(うちの先代柴っこたちがこのタイプ)、
そういう子たちは手ごわいですが、でも何かしら好物はあるはずです。
あと猫ちゃんたちも「何でも食べます」という動物ではないので、
やはりいざという時のために好物は探しておいた方がいいでしょう。
 
参考にしてもらえたらうれしいです。
 
写真:柴っこコハナさん(推定9歳女の子)。
毎日のお薬が楽しみで、自主的に何度もお手をしてきます。
しつこいので手をつかんでしまいました。