幼い時から育てなくても
https://ameblo.jp/shinoko-animaldoct…/entry-12450458301.html

 


以前こんな記事を書きました。
せっかく幼鳥から育てるチャンスがあるならば、ヒトに馴らすだけでなく、

青菜好きな子になるよう育てるチャンスでもあります!

 

 

<さし餌の作り方>

 

1、むきアワ(殻のないアワ玉)1合分に卵黄1~2個を混ぜて数時間乾燥。

保存は冷蔵庫へ(2週間以内に使いきれない分は廃棄)。

 

2、食べさせる直前、保存していたアワ玉に水溶き片栗粉を少量いれて火にかける

(とろみをつけて母鳥が与えるのと似た感じに。成長するごとにとろみは減らす)。

 

3、最後に青菜をすりつぶし(今回はプランターで育てたハコベを使用)加える

 

*さらに砕いた卵の殻やボレー粉を入れる方もいます。

 

4、人肌くらいのあたたかさで与える

 

 

アワ玉だけだと炭水化物がメインになってしまうので、
卵黄でたんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルを補います。
そこに不足しがちなビタミンを補うために青菜をたっぷり加えるのがポイントです。

 

青菜は小さい時に食べなれていないと、成鳥になって食べない子が多いです。
幼鳥時代からのビタミン不足がその後の健康に影響し、苦しむ子をみるのは辛いです。
できればビタミン剤ではなく青菜でビタミンをとれると体にはいいですよね。

 

そしてできれば昔ながらのアワ玉がいいと思うのです。
私たちが一緒に暮らす小さな鳥さんのほとんどが種子を食べる子たちで、歯の代わりに大きな筋胃(種子をすりつぶすため臼の役割。砂肝ともいう)が備わっています。
飛ぶために骨を軽くし、歯をなくし、極限まで体を軽量化しても、筋胃を残したことには意味があるのではないかと考えています。

 

手がかかるのはほんのわずかな時間です。
楽しみながら過ごしてくださいね。