先日、お世話になっている方のワンちゃんが旅立ちました。
「うちの子さぁ、彼女(もちろんワンちゃん)がいてさ。
その彼女がいつも拾ったミミズをクチャクチャ食べてるんだよ。
だから『お前、付き合う女考えろよ』って言ったんだ。
だってミミズ食ってるんだぜ!(笑)」
なんて、まるで息子のようにかわいがっていました。
そんな話をして数日後、突然のお別れでした。
私の周りでは去年からペットとのお別れが続いてましてね。
友達のワンちゃんネコちゃんたち、一番仲良しだったお散歩仲間のワンちゃん・・・。
何もなく平穏な時期もあるのですが、なぜか続く時期もあるんですよね。
自分の子でなくても、お別れの辛さは痛いほど知っているので、涙が出ちゃいます。
シニアになって病気が出やすい年齢になり、必ずお別れの時が来るとは覚悟していても。
やっぱり「長生きしてほしい」「あと数年は一緒にいられるはずと思っていた」なんて考えてしまいます。
「ペットは飼い主さんの厄を持って旅立つ役目がある」と聞き、私はわりと信じています。
お別れのあとに飼い主さんの病気が判明したり、引っ越し、結婚、受験など・・・。
もしかしたら無関係だとしても、意味づけをすることで救われることもあるからです。
適切な飼育環境や獣医療でペットの寿命はのびました。
でも最期の時だけは、誰にもコントロールできない、もはや神様の領域だと感じています。
わが子の健康と長生きを願う気持ちはみんな同じです。
自分の子がどのような病気になるのか、いつどのように最期を迎えるのかは想像もつきません。
心配や不安は尽きませんが、まずは一緒にいられる時間を幸せに感じてほしいと思います。
写真:かわいい絵馬を見つけたので、飾って願掛けしています。
