現代の犬猫が高齢化していることは実感しているものの、

昔の犬猫の平均寿命の具体的な数字は知りませんでした。
「短命であっただろう」くらいのイメージです。

 

ところが先日、文献を見つけることができショックを受けました・・・。
「1980年、犬猫の平均死亡年齢3~4歳。1989年で10歳前後」

この1980年をさらに細かく説明すると、犬2.6歳、猫3歳とされています。

もはやハムスターさんと同じレベル
Σ(・□・;)
40年前はこんな時代だったんですね。

 

寿命が延びた理由はフィラリア予防やワクチンの普及、去勢・避妊手術の普及、

放し飼いをしなくなった、ドッグフード・キャットフードの普及が挙げられています。
今でこそ当たり前のようにあるものであり、本当にありがたいなぁと思いますね。

 

次に、寿命が延びたことで心臓などの病気、腫瘍、認知症が増えてきたと書かれています。1つの課題を乗り越えたら、次の課題が出てくるのは命あるものの宿命でしょうね。

 

昔の人たちはきっと「犬猫は3歳くらいまでしか生きられないのがふつう」って思っていたでしょうから、本来は20歳まで生きる力があると知ったらビックリするのではないでしょうか。

 

犬猫の医療の発展の前に、ヒトの医療が進んで寿命も延びたことの影響は大きいと思います。今後はヒトもペットも健康寿命を延ばすことが課題ですね。

 

写真:親バカですが。ミックス花さん(女の子)の14歳は若々しいと思うのです。