宍戸錠さんのことをあまりよくわかっていなかった頃、
この俳優さんは
「ししドジョウ」と言うのかと思っていた
うににです
今日はわたくしウニニの、幼い頃の1ページを語る。
オイラに実家の町内に
「宍戸(ししど)」さんというお爺さんの家があった。
丁度住宅地へとつながる道のコーナーに
このお宅が建っていたので、オイラと同じ町内の人々は
家路につく時は必ずと言っていいほど
この宍戸さんちの前を通る。
しかしこの宍戸じいさん、相当な曲者で、
しかも絵に描いたような頑固ジジィ。。
絶対にこの爺さんの家の前を通らなくては
帰宅できない環境にある当時の俺たち小学生に向かって
「家の前でウロウロするな!さっさと行け!!」
などと超抗戦的な態度を鼓舞するタイプの爺さんだった。
なので近所の小学生からは当然のように嫌われており、
すぐ怒る宍戸のじいさんということから
別名「ドシシ(怒宍)」と呼ばれていた。
ちなみにオイラの小学生時代というと、
コレまた絵に描いたような悪ガキだったもので、
こういうクソジジイを目の当たりにすると、
めっちゃイタズラ心に火がともったものである。
でも悪ガキと言っても親の言うことをいっさい聞かなかったり、
手のつけられないような喧嘩っ早いヤツではなかった。
どちらかというと、
学校で気にいらないコトをもしA君にされたら、
その見返りにこっそり放課後教室に舞い戻って、
そのA君のたて笛を生でチムコになすりつけたり、
A君のお道具箱の中にあるタッパータイプのノリの中に
オシッコをしたりする程度の
可愛らしい悪ガキっぷりであった。。
ちなみにそのノリとはコイツのことね。
そんなオイラだっただけに、
毎回顔を合わせるたびに怒鳴りつけてくる
この「ドシシ」の理不尽さが
気にいらないなんてもんじゃなかったから、
学校帰りにこのドシシ家にめがけて
よくイタズラをしたものである。
学校帰りに友達と作戦を立てながらの
ドシシの家の前までの道のりは本当に楽しかったな(笑)
最初の頃は昭和の古典的なイタズラ
「ピンポンダッシュ」程度のものだった。
そしたらコレにこ慣れてきたドシシときたら、
ピンポンダッシュする俺たちを先読みして
下校時間を見計らって自らが
ドシシの家のお向かいの塀の所に隠れて
俺たちを待ちかまえていたという。。
オレがドシシの家のピンポンを押したとたんに
俺たちの背後からドシシが現れ、
猛突進してきたのには
マジメに驚いたな(笑)
でもこういうのは終わりがないワケでして、
ドシシが待ち構えてるのが分かれば
今度は他の作戦を企てるまでのこと。。
ドシシ宅へのピンポンダッシュブームが去った後、
次に流行ったドシシ攻撃は
煙玉である。。
コレはなかなかの知的な作戦で、
2班に別れ、A班はピンポンダッシュすると見せかけて
ドシシんちのインターホンに近づく。
そしてB班は、それを向かいの塀の陰で隠れて
その現場を取り押さえようとするドシシの背後に回って
煙玉を投げ込むという。。
まあ、煙玉程度じゃあんまりドシシがひるまないもんだから
面白くもなんともないということで
コレはすぐに作戦変更となり、最終的には
ロケット花火を
ドシシの背後から撃ち込んでたけどな(爆)
(今でも覚えてるがアイツ相当必死な顔してたぞ(爆))
このドシシは人間としての器が小さいせいか、
こんな小学生の他愛もないイタズラに対して、
血相を変えて追っかけてくるんだけど、その時
クワや鎌を持って対抗してくるからな!
しかもジジイのくせに、
超足が速かった(笑)
たいがい追っかけられるのは
ロケット花火を打ち込んだB班の連中なので
A班はそのB班が追っかけられる様を見ながら
ゲタゲタ笑ってた(笑)
でも油断してたら、
今度はそのA班に向かっても追っかけてくるもんだから、
A班といえども完全には気が抜けないのである。
コレ以外にも、手持ち花火を
ドシシの車めがけて発射してみたり、
犬のウ.ンコを拾ってきて、それに爆竹を立てて
ドシシんちの玄関先で爆破させたこともある。
今考えてみたらオレのお小遣いは
結構な金額をこのドシシに対抗するための
火薬代としてつぎ込まれてたんだな(爆)
コレはそんな俺たち近所の悪ガキ軍団と、
ドシシとの間で繰り広げられてた
壮絶な戦いの記録・・・。
( P S )
コレがドシシというクソじじいと
俺たち小学生との間の想い出深いエピソードなのだが、
何で今日こんな話をしたかと言うと、
昨日なぜだかこのドシシが夢に出てきたんだよ。
高校の頃までは週に何度もこのドシシの顔を
学校帰りに嫌が応でも拝まなくてはいけなかったのだが、
オレは高校を出てすぐに実家を飛び出して、
大阪で一人暮らしをし始めたから
高校を卒業してからは彼と会うことがなかったんだよ。
あれから20年くらい経つし、このジジイは
もうとっくにくたばってるかと思ってたんだけど、
2年前くらいに実家に里帰りした時、
ばったりこのジジイとドシシんちの前で出くわしたんだよ。
しかもドシシはオレが小学生の頃から
既にジジイだったはずなのに、
あんにゃろう性懲りもなく、
未だにジジイをやっていた(笑)
コイツはいったい何年間ジジイをやってんだ!!(爆)
実家のオカンにドシシのコトを尋ねたらオカンが、
「宍戸さんとこはね、
小学生のイタズラが絶えなくて相当困ってるみたいよ」
っと言ってたな。
つーことはだ、
このドシシは俺たちが小学校を卒業してから
今日に至るまでの約25年間もの間、
今も休むことなく、
ずっと近所の歴代の小学生達と
闘い続けてたんだな!(爆)
こういうのは代々と受け継がれるものだからな(笑)
ま、そもそもただの通りすがりの小学生に対して
理不尽にも怒鳴り散らしてた当時の
オマエと言う人間の態度の悪さが火種となってのことだ。
身から出た錆なんでな、
自分で何とかしろ!
適当に頑張れよ!ドシシ ( ̄▽+ ̄*)
ドシシんちの壁に皆で登った時、
その壁が崩れた時は相当焦った
うににでした
その時その壁から「空中ウ.ンコ」しよう作戦を企ててたもんだから
皆がおしり丸出しのままで地面に叩きつけられて
相当苦痛な思いをさせられたぜ!!
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【ちなみに空中ウ.ンコとはこんな遊びです ◎】
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