仕事の研究のために本を読むことが多いのですが、小説と違って、自分の知識として役立てたいという気持ちがあると、ちゃんと集中できるときに、赤ペンがある状況で読まなくちゃ・・・っていう気負いがあるものですから、ついついそんな状況が整うまで後回しにして、結局ずるずると読まずにいる、ということが多かったんです。
しかも、1冊読み終わるまでに１週間かかりそうだと思うだけで、その本がドーンと壁のように立ちはだかってる感覚がして、最初の一歩が踏み出せなかったりしていました。
でも、今の読書方法をするようになってからは、そのドーーーンという壁が、ひょいっとまたげる柵くらいに感じられるようになりました。
それは、４回読みです！
以前、女性弁護士の方が７回読みというのを提唱していましたよね。
http://shuchi.php.co.jp/article/1990?p=2
これを真似してはじめてみたのですが、いやはや、私にはマネできませんでした。
まず、この方の場合は７回とも流し読みなんだそうです。３００ページを３０分でサラーっと読むと。
簡単な本ならいいのですが、１文に新しい情報やキーワードが２つくらい入ってるような自分にとって難しい本だと、そんなスピードでは複数読んだとしても、はじめて読む本みたいに全く記憶に残りませんでした。
それに、７回も読むっていうのは飽きて無理（笑）
そこで、私は４回読みにしてみました。
■１回め
まず、１回めは３００ページ３０分ではなく、３００ページ１時間くらいかけて、だいたいどういうことが書いてあるかをチェックすることと、自分はココを学ぼうと決めることを目的にバーっと見ます。読むというより、見ながらチェックする、という感覚。
各ページの見出し、小見出しを追いながら書いてある項目を把握、そして自分が学ぶべき場所や、覚えるべきキーワードに赤ペンで印を付けていきます。
これをやるとですね、ちゃんと読んだわけではないけど、未知の本が既知の本になるんですね。
この本はもう知ってる、という仲良しの感覚になれるんです。
知らないものは怖い。怖いもの、大きくて大変なものに感じてしまう。
だから、逆に早く知ってしまうとその未知なものへの怖さがなくなります。
１冊の本を知るってことが簡単だと思えるってことは、本へのハードルが低くなって、気軽に読めるってことなんです。億劫さがなくなるだけで、人の行動は変わるから不思議です。
たとえば、人に進められた本とか、献本いただいた本とかって、すぐに読んだ方がいいじゃないですか。
もちろんちゃんと内容を把握するのは大切ですが、まず１日でも早く「この本はもう知ってる本」という仲良しの間柄になることが重要です。
そうすれば、もっと深く知ろうって思えますしね。
それに、短時間でバーっとチェックする、というのがかなりの集中力が必要なので、本に対して反射的にぐーっとのめり込む感覚が養われます。
■２回め
そして２回目ですが、チェックした所をゆっくり考えながら、他のもう何となく知ってるなっていう所は流し読みというように緩急をつけて読みます。
また、大事なフレーズなどにはチェックを足していきます。
■３回め
３回めですが、今度はチェックをした所だけ読みます。そして、その時にノートやブログなどにメモを残していきます。
■４回め
そして、４回めは、メモしたノートやブログを読むんです。もはや読書じゃない？？って感じですが。
せっかくメモをしても、「読み返す」という行為をしなければ意味がないのですが、書いて安心してその後読んだことがない、っていうもの多くないですか？
なので、「メモを読む」という行為をあえてルーティンの中に組み込むことで、５回、６回めもまたメモを読むという行為を普通にできるようにするわけです。
以上が私のやっている４回読みですが、簡単な本であれば、２回目にメモをするというのでも十分かもしれませんね。
■コツ
大事なのは、各回の間をあまり空けない、ということです。日が経つと記憶が薄れて、また振り出しに戻ってしまうかんじになります。前に読んだ分の記憶を有効に使うためには翌日か翌々日くらいには次の回を行いたいものです。
こういうと、続けて読書ができる時間が作れるまで放置してしまうのではないかと思われるかもしれませんが、１回ごとの負担が低いですし、何だか集中するのも気持ちがいいもので、また翌日も手を出したくなるものなんです。
以上、４回読みは小説のように味わう本だと使えませんが、読んだ内容を自分の教養として身につけたいという場合は結構使えます。
そして、繰り返しになりますが、「本ってすぐ読める」っていう認識を持てるようになる、気負わないで気軽にページを開けるっていうようになることが、やってみて一番の収穫です。
ぜひお試しください～！
しかも、1冊読み終わるまでに１週間かかりそうだと思うだけで、その本がドーンと壁のように立ちはだかってる感覚がして、最初の一歩が踏み出せなかったりしていました。
でも、今の読書方法をするようになってからは、そのドーーーンという壁が、ひょいっとまたげる柵くらいに感じられるようになりました。
それは、４回読みです！
以前、女性弁護士の方が７回読みというのを提唱していましたよね。
http://shuchi.php.co.jp/article/1990?p=2
これを真似してはじめてみたのですが、いやはや、私にはマネできませんでした。
まず、この方の場合は７回とも流し読みなんだそうです。３００ページを３０分でサラーっと読むと。
簡単な本ならいいのですが、１文に新しい情報やキーワードが２つくらい入ってるような自分にとって難しい本だと、そんなスピードでは複数読んだとしても、はじめて読む本みたいに全く記憶に残りませんでした。
それに、７回も読むっていうのは飽きて無理（笑）
そこで、私は４回読みにしてみました。
■１回め
まず、１回めは３００ページ３０分ではなく、３００ページ１時間くらいかけて、だいたいどういうことが書いてあるかをチェックすることと、自分はココを学ぼうと決めることを目的にバーっと見ます。読むというより、見ながらチェックする、という感覚。
各ページの見出し、小見出しを追いながら書いてある項目を把握、そして自分が学ぶべき場所や、覚えるべきキーワードに赤ペンで印を付けていきます。
これをやるとですね、ちゃんと読んだわけではないけど、未知の本が既知の本になるんですね。
この本はもう知ってる、という仲良しの感覚になれるんです。
知らないものは怖い。怖いもの、大きくて大変なものに感じてしまう。
だから、逆に早く知ってしまうとその未知なものへの怖さがなくなります。
１冊の本を知るってことが簡単だと思えるってことは、本へのハードルが低くなって、気軽に読めるってことなんです。億劫さがなくなるだけで、人の行動は変わるから不思議です。
たとえば、人に進められた本とか、献本いただいた本とかって、すぐに読んだ方がいいじゃないですか。
もちろんちゃんと内容を把握するのは大切ですが、まず１日でも早く「この本はもう知ってる本」という仲良しの間柄になることが重要です。
そうすれば、もっと深く知ろうって思えますしね。
それに、短時間でバーっとチェックする、というのがかなりの集中力が必要なので、本に対して反射的にぐーっとのめり込む感覚が養われます。
■２回め
そして２回目ですが、チェックした所をゆっくり考えながら、他のもう何となく知ってるなっていう所は流し読みというように緩急をつけて読みます。
また、大事なフレーズなどにはチェックを足していきます。
■３回め
３回めですが、今度はチェックをした所だけ読みます。そして、その時にノートやブログなどにメモを残していきます。
■４回め
そして、４回めは、メモしたノートやブログを読むんです。もはや読書じゃない？？って感じですが。
せっかくメモをしても、「読み返す」という行為をしなければ意味がないのですが、書いて安心してその後読んだことがない、っていうもの多くないですか？
なので、「メモを読む」という行為をあえてルーティンの中に組み込むことで、５回、６回めもまたメモを読むという行為を普通にできるようにするわけです。
以上が私のやっている４回読みですが、簡単な本であれば、２回目にメモをするというのでも十分かもしれませんね。
■コツ
大事なのは、各回の間をあまり空けない、ということです。日が経つと記憶が薄れて、また振り出しに戻ってしまうかんじになります。前に読んだ分の記憶を有効に使うためには翌日か翌々日くらいには次の回を行いたいものです。
こういうと、続けて読書ができる時間が作れるまで放置してしまうのではないかと思われるかもしれませんが、１回ごとの負担が低いですし、何だか集中するのも気持ちがいいもので、また翌日も手を出したくなるものなんです。
以上、４回読みは小説のように味わう本だと使えませんが、読んだ内容を自分の教養として身につけたいという場合は結構使えます。
そして、繰り返しになりますが、「本ってすぐ読める」っていう認識を持てるようになる、気負わないで気軽にページを開けるっていうようになることが、やってみて一番の収穫です。
ぜひお試しください～！