おはこんばんちわ、チッチです。

チッチのライムライムの第26回は

【観戦離れ】です。

 

 スポーツ観戦をする人が

減っているという記事を見ました。

特に若年層が顕著で、

観戦者の高齢化が進んでいるようです。

日本だけじゃなく、

どうやら世界的な現象なようです。

 

 特に日本では、

【ノーリスク】で、

【絶対100%安心】を

求める人が増え、

その結果、

スポーツ観戦離れに繋がっているようです。

 

 そういうところを

詩で表現してみました。

では、どうぞ ('ω')ノ

 

                                                                    

 

観戦離れ
     ――4分節abbab

応援するチームが負けたら
めっちゃ時間の無駄になる
どうせテレビのニュースでやる
シャワー浴びてハイボール開けたら
「ちょっと 今日のディフェンスざる」

試合は必ず勝つわけじゃ
でも 勝つところしか見たくない
わざわざ行って負けるってなくない
こんなリスクの高い賭けじゃ
だからスポーツ観戦したくない

若者のスポーツ観戦減って
進む観戦客の高齢化
不景気と大甘の子育てのせいか
おじさんあれこれ策を練って
それでもスポーツの関心低下

求めるのは絶対の快適
ほんのちょっとの不快もだめ
ちょっとでもリスクがあったら止め
ノーリスク 百パー安心が最適
いずれ どん底 辛酸を舐め

 

                                                                    

 

押 韻 例

 

 今回は4分節abbabの押韻です。

第1連を例に取ると、こんな感じです。

 

  応援/する/チームが/負けたら

    a  maketara
  めっちゃ/時間の/無駄に/なる
    b  naru

  どうせ/テレビの/ニュースで/やる
    b  yaru

  シャワー/浴びて/ハイボール/開けたら
    a  aketara

  「ちょっと/今日の/ディフェンス/ざる」

    b  zaru

 

 

チッチの押韻ルール

 

⑴ 1分節(チッチ独自の分け方)は

5音まで。なので、

例えば〈歩きながら〉は、

正式な文法上では1文節ですが、

チッチのルール上では、

〈歩き〉〈ながら〉の2分節になります。

 

⑵ 2音の言葉2つをまとめて

1分節にしても可。

なので、

例えば〈あの人〉は、

文法上では〈あの〉と〈人〉の

2文節になりますが、

チッチ式では1分節になります。


⑶ 日本語は発音数が少ないため、

音長促音(っ)撥音(ん)

を効果的に使うこと。  

そうじゃないと、

詩が単調で間延びした

締まりのない印象になります。

 

 

篠原商店は〈主婦〉や〈働く女性〉を

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