おはこんばんちわ、チッチです。
チッチのライムライムの第２１回は
【そういうつもりじゃないのよ】です。
言い過ぎ、言葉足らず
でケンカが勃発します。
仲直りするのって大変ですね。
けんかの仲裁役も
苦労します。
特に大人のケンカは
互いに引っ込みが
つかなくなって
こじれにこじれます。
今回はカップルの
ケンカの状況を
詩の題材に取り上げました。
では、どうぞ (*'▽')
そういうつもりじゃないのよ
――４分節ａａｂｂａ
あの子 そういうつもりじゃないのよ
あなたの力になりたいのよ
言葉足らずだけど かって
こんなもん あなたたちの仲って
きっと そういうつもりじゃないのよ
今すぐ乗り越えなくていいの
今はいっしょにいてほしいの
二人いっしょに悲しみに浸り
いいじゃない お互い言い合ってみたり
今すぐ乗り越えなくていいの
「あの子を守る」って口だけなの
約束破って離れたら負けなの
だから 戻りましょうよ ねっ
黙ってないで ちょっと えっ
「あの子を守る」って口だけなの
聞いてよ そういうつもりじゃないのよ
あなたの力になりたいのよ
完璧な人間なんていない
分かってる でも 許してみない
お願い そういうつもりじゃないのよ
＊ Jessie Reyezの『DO YOU LOVE HER』
を聞きながら読むと、詩がパワーアップします ( ｀ー´)ノ
押 韻 例
今回は４分節ａａｂｂａの押韻です。
最初と最初の行は、
リフレインになっていますから、
実質ａａｂｂですね。
第１連を例に取ると、こんな感じです。
あの子 そういうつもりじゃないのよ
ａ nainoyo
あなたの力になりたいのよ
ａ naritainoyo
言葉足らずだけど かって
ｂ katte
こんなもん あなたたちの仲って
ｂ nakatte
きっと そういうつもりじゃないのよ
ａ nainoyo
チッチの押韻ルール
⑴ １分節（チッチ独自の分け方）は
５音まで。なので、
例えば〈歩きながら〉は、
正式な文法上では１文節ですが、
チッチのルール上では、
〈歩き〉〈ながら〉の２分節になります。
⑵ ２音の言葉２つをまとめて
１分節にしても可。
なので、
例えば〈あの人〉は、
文法上では〈あの〉と〈人〉の
２文節になりますが、
チッチ式では１分節になります。
⑶ 日本語は発音数が少ないため、
長音、促音（っ）、撥音（ん）
を効果的に使うこと。
そうじゃないと、
詩が単調で間延びした
締まりのない印象になります。
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