おはこんばんちわ、チッチです。

チッチのライムライムの第19回は

【同 窓 会】です。

 

 同窓会に行くと、

「10数年ぶりに会ったら、

めっちゃ変わってた」

という人いますよね。

逆に、

あんまり変わっていない人も

 

 人それぞれ異なる道を歩み、

同窓会の時だけ、

それらの道が交わるの――

ただそれだけですが、

それが良いのです。

 

 では、本編をどうぞ (´-ω-`)

 

                                                                    

 

同 窓 会
      ――4分節abab-cdcd-efe-ggf

昔のクラス一の美男子が
今は太り 頭も禿げかかり
逆にいけてなかった男子が
企業し アルマーニ 男盛り

あの頃すてきに見えた担任
今は時代遅れと分かって
「ねえ 今日来てないの何人?
もう 森君に寄ってたかって」

一人はお寺の坊さんになった
今は塔婆もプリントだって
アルマーニ森君ビルを買った

様々な生き方が今日だけ交錯し
わたしは上の子を亡くし
卒業して二十年経って
 

                                                                    

 

押 韻 例

 

 今回もソネット形式になります。

前半8行はababの押韻です。

第2連を例に取ると、こんな感じです。

 

あの頃/すてきに/見えた/担任
  a  tannin

今は/時代/遅れと/分かって
  b  wakatte

「ねえ/今日/来てないの/何人?
  a  nannin

もう/森君に/寄って/たかって」

  b  takatte

 

 

チッチの押韻ルール

 

⑴ 1分節(チッチ独自の分け方)は

5音まで。なので、

例えば〈歩きながら〉は、

正式な文法上では1文節ですが、

チッチのルール上では、

〈歩き〉〈ながら〉の2分節になります。

 

⑵ 2音の言葉2つをまとめて

1分節にしても可。

なので、

例えば〈あの人〉は、

文法上では〈あの〉と〈人〉の

2文節になりますが、

チッチ式では1分節になります。


⑶ 日本語は発音数が少ないため、

長音促音(っ)撥音(ん)

を効果的に使うこと。  

そうじゃないと、

詩が単調で間延びした

締まりのない印象になります。

 

 

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