おはこんばんちわ、チッチです。チッチのライムライムの第15回は【友 だ ち】です。今はSNSがあるので、人に自分の弱みや失敗を打ち明けると、ネット上で拡散されてしまう危険性があります。こんな状況じゃ、なかなか深い関係は築けないですよね。もう、築けなくて普通という感覚でいいんじゃないでしょうかね。では、本編をどうぞ (=゚ω゚)ノ

 

                                                                    

 

友 だ ち
        ――4分節aabb

運良く周りからけっこう好かれる
でも 気を遣うし疲れる
話題を選ばないといけないし
だって人の心って見えないし

弱みを見せたらたちまち不利
だから信用するのは無理
ケンカしたらネットで流される
弱みがばれて恥をかかされる

知人以上 友だち以下
そう思うとお母さんしか
かといって常にお母さんばかり
そしたらきっと「マザコン」と言い掛かり

だから 適度にしゃべっておかないと
適度に話を合わせるほかないと
仲間ってマンガの世界だけだな
現実で仲間って危険な賭けだな

異性は家族になるならつき合う
結婚してくれるなら向き合う 
まったくの赤の他人はだめ
これが一番お互いのため

とにかく 意見の衝突は避けて
割り勘は常にしっかり分け
自己開示 共通の土台 何それ
生き方は自由 人それぞれ

 

                                                                    

 

 今回は4分節aabbの押韻です。第5連を例に取ると、こんな感じです。

 

  異性は/家族に/なるなら/つき合う     tsukiau         a
  結婚/して/くれるなら/向き合う         mukiau         a
  まったくの/赤の/他人は/だめ            dame           b
  これが/一番/お互いの/ため              tame           b

 

 

チッチの押韻ルール

 

⑴ 1分節(チッチ独自の分け方)は5音まで。なので、例えば1文節(文法上の正式な分け方)の〈歩き

  ながら〉は〈歩き〉〈ながら〉の2分節になります。

 

⑵ 2音の言葉2つをまとめて1分節にしても可。なので、例えば〈あの人〉は文法上では〈あの〉と〈人〉

  の2文節になりますが、チッチ式では1分節になります。


⑶ 日本語は発音数が少ないため、長音促音(っ)撥音(ん)を効果的に使うこと。  そうじゃないと、

  詩が単調で間延びした締まりのない印象になります。

 

 

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