連日オリンピックで熱い戦いが繰り広げられていますが皆さんも観てますか?
僕は基本的にスポーツ観戦が好きなんで続けてきた柔道以外の競技ももちろん観るんですけど、今回の大会で特に気がついたことがあります。
柔道では『礼に始まり礼に終わる』と言われるくらい礼法には厳しく教えられます。
試合の時はもちろん稽古の時にも道場に入るときの礼や畳に上がるときの礼、相手と稽古をする前もした後も当然のごとく礼をし、お願いします・ありがとうございましたと【相手を敬う心】を持つということを教えられました。
それは柔道だけに限らず誰かの支えがないとできないし、柔道に関しては相手がいなければ成立しないことなので、シッカリと相手を敬い周りの方々に感謝の気持ちを持てと僕は教えられました。
たとえ試合に勝っても負けても同じことであって、負けた時にシッカリ礼法ができない選手も多いですけど、浪江町柔道スポーツ少年団では負けても最後までシッカリ礼をするように教えてきました。
柔道に関して言えば試合場に上がるときと降りるとき・試合場に入るとき出るとき・試合開始のときと終わりのときと最低6回は礼をしますが、今回の大会を観ていると試合場に上がるときと降りるときに礼をしている外国人選手が少ない気がしました。
それから体操の白井選手は現役学生さんだからかもしれませんが、1つ1つの種目を始める前に右手を大きく挙げて「お願いします!」と大きな声で言ってから競技に入っていましたね。
昨日決勝進出を決めたバドミントンの女子ダブルス高橋・松友ペアもコートに入るときと出るときに一礼をしてましたし、女子シングルスの奥原選手も激闘を終えてコートを出るときに一礼をしていました。
外国人選手がしていないからダメってことではなくて、もしかしたら外国ではそういう文化がないだけなのかもしれませんからね。
水泳選手もレースが終わるとプールに向かって一礼をしていました。
何が言いたいかってことですが【挨拶って凄く大切なんだ】って改めて思ったってことです。
僕の持論ですけど『挨拶をされて嫌な思いをする人はいないんじゃないか』って思っていて、自分の子供たちにも挨拶だけはシッカリしなさいと教えてきました。
多少頭が悪くても人相が悪くても挨拶さえシッカリ出来ていれば、相手にとっては悪い印象を与えないと思うんですよね。
っていうかむしろ好印象だと思うんです。
これは人間関係だけじゃなく仕事をする上でも商売をする上でも大切なことなんだと思います。
浪江の時は高校生のアルバイトを取っていたんですけど、面接というか詳しい話をしに来てくれた時に最初にお店に入ってきた時に挨拶ができるかどうかで大半を決めていましたし、それだけ僕は挨拶を重要視していました。
逆に挨拶が出来なかった子供はアルバイトも続きませんでした。
うちの子供達も挨拶だけはシッカリするんだぞと教えてきたからか、親バカかもしれませんが挨拶はシッカリ出来ていると思いますし、息子に関して言えば柔道の試合場とかでも先生方や先輩方にも挨拶が出来ているので可愛がってもらえるそうです。
でも挨拶って可愛がってもらえるからとか面倒見てもらえるからって理由じゃなくて、人としても凄く大切なことだと思うんですよね。
ちゃんと相手の目を見て挨拶ができるように自分からしていかないといけないと思いますね。