今日は少し肌寒い天気でしたけど、やっぱり雨が降らない福島県いわき市にある「酒のしのぶや」三代目店主(仮)の佐藤浩一です。

 

 

福島県いわき市では珍しいお酒ばっかりだよねとお客様に言ってもらえる「酒のしのぶや」へのアクセスはこちらからご覧いただけますし、そんな珍しいお酒を自分で見つけるのが楽しい三代目店主(仮)の佐藤浩一の履歴書はこちらからご覧いただけます。

 

 

今日は本格焼酎について今さら聞けないじゃんってことを書いてみようと思います。

 

 

 

最近は本格焼酎って呼ばれるようになりましたけど、焼酎にはもともと2種類あって「甲類焼酎」と「乙類焼酎」に分類されていました。

最近はよびかたが変わって「甲類焼酎=連続式蒸留焼酎」で「乙類焼酎=単式蒸留焼酎」になっています。

 

じゃあそれぞれどんなもんなの?って事ですけど、連続式蒸留焼酎ってのは砂糖を原料から精製する時に出る副産物の「糖蜜」を原料に、文字通り連続で何度も何度も蒸留して高純度エタノールを生成して水で割って度数を36度未満に下げたものの事です。

梅酒を造るホワイトリカーとか大○郎とかトライ○ングルとかは、この連続式蒸留焼酎ですね。

 

それから単式蒸留焼酎ってのは芋とか麦とか米とかを原料に1度しか蒸留しない焼酎で加水して45度以下に度数を下げた物の事を指します。

なので45度以上になってしまうと本格焼酎と名乗れなくなってしまうため、琉球泡盛で60度の物がありますが分類は単式蒸留焼酎ではなくスピリッツ扱いになります。

 

 

ここで大事な事です!

連続式蒸留だと何度も蒸留を繰り返し高純度エタノールを生成するので原料の風味は失われてしまいますが、単式蒸留焼酎のように1度しか蒸留しないと原料の風味が生かされるので、それぞれ特徴のある味わいになるんです。

 

 

みなさんが知っている焼酎には2種類あって、それぞれ原料も造り方も違うし、造り方によって味わいも全く変わってくるということですね。

 

 

次回は何にするか検討中です!