皆さまお元気ですか?
観戦が楽しかったオリンピックの期間が終わりました。
百花繚乱との言葉通り、選手たちの活躍から目が離せなかった2週間、
気づけばたくさんのことを教えてもらっていました。
オリンピックに出場する選手はそれぞれ境遇は違えど、
想像もできないようなハードルや苦難を越え
あの舞台に立っている。
そして選手たちには日常があって、
私の目に触れることのないその競技だけの大会も多々あって、
ひとつの形として集う4年に一度の大会がそのオリンピックなのだと。
ただしそこにかける情熱や思いをインタビューなどで垣間見る度、
決してその人になりきれないことはわかっていても、
ひとりひとりの物語に感情移入し、感動をもらう。
メダルを勝ち得た選手の強靭な肉体と強い精神力はもちろん、
今回残念な結果になってしまった選手も、世界的な大一番に挑んだということだけで
賞賛に値することだと思いました。
本番で実力を出しきるのは難しいこと。
そのことについてあるコーチが話していた言葉がすごく心に残りました。
それは、なぜ練習では本番以上のことに挑んで行くのかという質問されたときのこと。
「練習で150点を出せていれば、本番でも110点を出すことができるだろう」と。
頭ではわかっていましたが、数字に、言葉になると重みがあります。
それがどれだけ大変なことか。。
私も、人前に立つ際により良いものを届けられるよう、
この言葉を胸に刻んでおきたいと思いました。
春ももうすぐそこまで。
とはいえ、また寒い日々に逆戻り、のようです。
変わりやすい気候ではございますが、お身体を大切にお過ごしください。
パラリンピックは3月9日から。