気まぐれな私ですがお風呂の中で考えていたことを、今夜のうちに。
そう思った金曜日の夜です。
不安なとき、音楽に助けられることはよくあります。
またそんな風に自覚していなくても、一人がつまらない、こわいからテレビをつけたり。
深夜の独特な空気感の中でラジオの音をどことなく頼りにしていたり、
プレッシャーのかかる試験の直前に自分の気持ちを整えるために音楽を聴くということは
多くの方が経験しているでしょう。
私も音楽が身近にあると安心感を得るタイプで、ずっとそのようにしてきました。
ですがここ数日、無音の環境に心地よさを感じている自分がいることを発見したのです。
雪が積もるとなんとなく周囲が静かに感じられるからなのかな。
衣類を触る音、靴下に足を入れる音がしっかりと耳に届いたのは久しぶりでした。
生活環境、仕事環境、様々な暮らしがある中で
皆さんに叶うことではないのかもしれないからこそ、
身の回りの音が一切なくなるとき、そのときをとても貴重に感じています。
映画のワンシーン、真っ暗な中で
誰かの生活音が聞こえてくる。
そういう描写を見ることはよくありますが、自分がその中に入ったようで妙に心地よく、
しばらくそこに浸っていたいなという感覚になります。
そう、日常が音に溢れ、音楽に囲まれているからこそ。
少しずつでも、周りを取り巻く一切の音を遮る時間を味わいたいものです。
生きているって感じられるから。
そして、音楽の世界をいつも素敵と感じられるように。
お風呂の中では、童心に返る出来事もありました。
小さくなった固形石鹸をぼんやりと手の中で泡だてていたら、
手のひらからちいさなちいさな七色のまるが天井に向けてあがっていくのです。
シャボン玉をひとりで、じーっと見たのは初めてのことだったかもしれません。
人生ではじめてのこと、まだまだありますね。
しあわせな気持ちになりました。
この頃創作活動をしています。
進む時もあれば、真剣に向き合っても一向に光が見えない時もありますが、
日々目一杯色々なことを感じて形にしていきたいです。
些細な内容でしたが、
決して急かすことなく、
それでも新しい記事読んだよと声をかけてくれる読者の皆さまへ想いをこめて。