先日、芸能界のピアノ技術を競い合う番組を観ました。
アイドルや元アナウンサーら5人がそれぞれの演奏を
審査員、一般のオーディエンスの集まったスタジオで披露するという形でした。
演奏曲はJ-POPということだけが共通しており、
その曲選びからアレンジまで三者三様です。
これほどまでに個性が出るんだなぁと思うくらい。
審査員の3名は技術的なことに加え、音の表情を通じた表現力等で
評価・採点をしています。
様々な意見があると思いますが、まず初めに彼女たちが
ピアノ一筋のピアニストではないことを知らなければならないでしょう。
ですから、画面から伝わってくる緊張感はただならぬものがあり、
どうにも人事には思えず固唾をのんで見守ってしまいました。
とはいっても、さすがは日頃より人前に立つ仕事をしている方々なので、
緊張をいいエネルギーに変え、堂々たる演奏!!
番組は王者を決めるという名目で進んでいきますが、
皆さんそれぞれの良さがあります。
中でも私が注目してみていたのは、
乃木坂46の生田絵梨花さんの演奏です。
その澄んだ歌声、かわいらしいたたずまいに惹かれ、
少し前から気になっていました。
彼女のことを深く知ろうと思ったのは
GLAYやJUDY AND MARYなど多くのアーティストを手がけた音楽プロデューサー、
佐久間正英さんとの共演がきっかけでした。
生田さんは、ご自身のお父様と佐久間さんが従兄弟同士であるため、
佐久間さんとご親戚の関係にあります。
昨年末に放送され、すぐに再放送されるほど反響を呼んだ
NHKドキュメンタリー番組
「ハロー・グッバイの日々~音楽プロデューサー佐久間正英の挑戦~」を
ご覧になった方もいらっしゃることでしょう。
佐久間さんは昨年夏にご自身の病気を告白し、現在闘病生活を送られています。
そんな中、立て続けに叶った「夢の共演」に応えるかのように、
生田さんがJUDY AND MARYの『そばかす』を選曲し、
すごく楽しそうに演奏している姿に大変心打たれました。
緊張に勝ち、聴衆を飲み込むほどのエネルギッシュなステージです。
立派に成長された生田さんのステージを
佐久間さんもご覧になるといいなと思いました。
ドキュメンタリーの中で佐久間さんは、アーティスト同士としてはもちろん、
ご親戚として生田さんにとても優しいまなざしを注いでいらしたので。
たった数分間、用意されるステージは一度だけ。
フィギュアスケートなどをみていても思います。
一瞬の気の緩みも許されず、数秒にかける情熱と努力は、
どの分野でも同じなのだなぁと。
報道されるのはごく一部でしょう。
ストイックに練習を積み重ねても
実力が出し切れる納得の本番とそうでない本番がある。
一度だけ、だから美しい。
芸術の奥深さを改めて考えるいい機会となりました。
年下でも頑張っている彼女たちの、私は足元にも及びませんが、
気が引き締まる思いでいます。
思っていることを伝えるにはあまりに言葉足らずな上、
なんだかまとまりが悪くなってしまいましたが、
書き残しておきたかったのでお許し下さい。
今日、GLAYのとまどいが街中で流れてきて、
ふと涙腺がゆるみそうになりました。
3月5日発売になるコンピレーション・アルバム『SAKUMA DROPS』は
名曲ぞろいの予感。今からとても楽しみです。
アイドルや元アナウンサーら5人がそれぞれの演奏を
審査員、一般のオーディエンスの集まったスタジオで披露するという形でした。
演奏曲はJ-POPということだけが共通しており、
その曲選びからアレンジまで三者三様です。
これほどまでに個性が出るんだなぁと思うくらい。
審査員の3名は技術的なことに加え、音の表情を通じた表現力等で
評価・採点をしています。
様々な意見があると思いますが、まず初めに彼女たちが
ピアノ一筋のピアニストではないことを知らなければならないでしょう。
ですから、画面から伝わってくる緊張感はただならぬものがあり、
どうにも人事には思えず固唾をのんで見守ってしまいました。
とはいっても、さすがは日頃より人前に立つ仕事をしている方々なので、
緊張をいいエネルギーに変え、堂々たる演奏!!
番組は王者を決めるという名目で進んでいきますが、
皆さんそれぞれの良さがあります。
中でも私が注目してみていたのは、
乃木坂46の生田絵梨花さんの演奏です。
その澄んだ歌声、かわいらしいたたずまいに惹かれ、
少し前から気になっていました。
彼女のことを深く知ろうと思ったのは
GLAYやJUDY AND MARYなど多くのアーティストを手がけた音楽プロデューサー、
佐久間正英さんとの共演がきっかけでした。
生田さんは、ご自身のお父様と佐久間さんが従兄弟同士であるため、
佐久間さんとご親戚の関係にあります。
昨年末に放送され、すぐに再放送されるほど反響を呼んだ
NHKドキュメンタリー番組
「ハロー・グッバイの日々~音楽プロデューサー佐久間正英の挑戦~」を
ご覧になった方もいらっしゃることでしょう。
佐久間さんは昨年夏にご自身の病気を告白し、現在闘病生活を送られています。
そんな中、立て続けに叶った「夢の共演」に応えるかのように、
生田さんがJUDY AND MARYの『そばかす』を選曲し、
すごく楽しそうに演奏している姿に大変心打たれました。
緊張に勝ち、聴衆を飲み込むほどのエネルギッシュなステージです。
立派に成長された生田さんのステージを
佐久間さんもご覧になるといいなと思いました。
ドキュメンタリーの中で佐久間さんは、アーティスト同士としてはもちろん、
ご親戚として生田さんにとても優しいまなざしを注いでいらしたので。
たった数分間、用意されるステージは一度だけ。
フィギュアスケートなどをみていても思います。
一瞬の気の緩みも許されず、数秒にかける情熱と努力は、
どの分野でも同じなのだなぁと。
報道されるのはごく一部でしょう。
ストイックに練習を積み重ねても
実力が出し切れる納得の本番とそうでない本番がある。
一度だけ、だから美しい。
芸術の奥深さを改めて考えるいい機会となりました。
年下でも頑張っている彼女たちの、私は足元にも及びませんが、
気が引き締まる思いでいます。
思っていることを伝えるにはあまりに言葉足らずな上、
なんだかまとまりが悪くなってしまいましたが、
書き残しておきたかったのでお許し下さい。
今日、GLAYのとまどいが街中で流れてきて、
ふと涙腺がゆるみそうになりました。
3月5日発売になるコンピレーション・アルバム『SAKUMA DROPS』は
名曲ぞろいの予感。今からとても楽しみです。