長かった8月が終わり
ほっとしています。
義母のことと
息子のことでは
人生の先輩方に助けていただき
とても有り難かった
ほんとうにありがとうございました
心から感謝しています
いま
売却する義母の家から
譲り受けた荷物がいろいろ。
その中でも
義母が
そのまた義母の家から引き継いだモノたちは
ちょっとだけ凝ったものが多く
さすが成金、とか思いつつ
堪能しています
義母の義母＝夫の祖母が
亡くなったときのこと
嫁入りと同時に
お手伝いさん3人を辞めさせて
代わりに
義母が祖父母宅の
掃除炊事洗濯を担い
祖母が亡くなるまで
酷い仕打ちに耐えながら
面倒みていたけれど
祖母が亡くなる前
病気がわかった途端
実の娘が祖母入院中
金目のものを総ざらい
空き巣と勘違いした義母父は
お巡りさんを呼んだ
そして
祖母が亡くなると
残りの洋服や着物など
義父が社員さんに
どれでも欲しいものどうぞって
声を掛けたので
みんなでワイワイ物色
義母が密かにいいなと目を付けていた
素敵なニットや置物は
真っ先に持って行かれてしまって
義母は後回し。
気の利かない夫って
最悪
最後まで残った着物も
素敵なものがいろいろあった
らしいけれど
義母は私には
ひと目も触れさせず
というか
誂えた時に出る
切れっ端は
手芸の材料に提供してくれたけど
欲しいわけではなく
素敵なモノを
ひと目見てみたかった。
今回義母が亡くなって初めて
義母や義妹が散々リメイクに使った残り
ではあるものの
この目で見る事が出来て
目が喜んでいる
そして何枚かいただきました。
話だけでしか知らない
祖母が持っていたという
家が買えるくらいのオパールの指輪は
ただそこにあるだけで
あたり一面ぱーっと
夢のように輝いたそうで
ああ、観てみたかった
美しいものを
この目に映してみたかった。
そんな"残されたモノ事情"
義妹から
これはいいものだから
おねいさん持っていって
と言われた鎌倉彫。
いやいやアナタ
がっつりヒビが入ってるし
補修のセロテープ痕すごいし
激しく辞退するものの
彫りが違うらしいからって
好意で勧められ断り切れず
いただいてきたので
前から気になっていた
金継ぎに
手を染めてみました
こちらを購入
細かいコツを知らないまま
適当なので
めちゃくちゃだけども
気にしない。
欠けたお皿たちを少しずつ
金で彩ります。
ああ
既製品の完璧なたたずまいも
素敵だけど
ほんの少し
自分で手を加えたモノは
なんて愛着が増すのでしょう。
下手でも平気。
モノと私のキズナが深まった、
より親密になったって感じ
佳き佳き
今日も長くなりましたが
最後に
先日知った詩を
ご紹介させてください。
「もう一度人生をやり直せたら」
ナディーヌ・ステア作
今度は思い切って
もっと多くの失敗をしてみよう
リラックスして
もっとしなやかになろう
この人生の私よりもっと
おバカさんになろう
ものごとをシリアスにとることは
より少なくしよう
より多くのチャンスをとらえよう
もっとたくさんの山に登り
もっとたくさんの川で泳ごう
もっと踊って
もっとメリーゴーランドにのって
もっとたくさんのデイジーをつもう
両家顔合わせのお食事会をした
紀尾井町のビルから
