家中あちこちで
読み散らかしてます
今日読み終わったのは
すごーく面白かった
この本
うっとりと読み終えた上橋菜穂子さんの
「香君」の
参考図書として
紹介されていて
それでなかったら
たぶん一生読まなかったと思う
著者の
前野ウルド浩太郎さんが
思う存分笑わせてくれて
そのうちだんだん引き込まれ
気がついたら
彼のファンになってしまっている。
生物学者としての
能力も高いのでしょうけれど
それ以上に彼の人間性に
魅了されてしまう。
稲垣えみ子さんを彷彿とさせるような
飾らなさと
いいヒト具合。です
こんなことしてますが
バッタの研究で
バッタを触り過ぎて
バッタアレルギーなので命懸け
ふざけてるようだけど真剣。
外国でずっと前に
サバクトビバッタの大群を観るツアー客が
緑色の服を着ていたら
バッタに襲われて
服を全部食べられてしまったことが
あったらしく
それが
すごーく羨ましくて
これは夢の一つだったそうです
なのにバッタはスルー
大群バッタの発生地
アフリカのモーリタニアで研究。
モーリタニアでは
ふくよかな女性がモテるらしく
痩せていると
旦那の甲斐性が無いってことに
なるので
女の子は小さい時から
強制的に
徹底的に太らされ
6歳の子の一日のメニューが
ミルク8リットル
2キロのクスクス
それにオイル、、、
食べないとビンタや
専用の道具でつねられたり
ガバージュ、という風習
そんな話も盛り込まれ
どちらかと言うと
バッタよりも、
モーリタニアに詳しくなります。
とってもおすすめ
そして
先日からフィーバー中
田村セツコさん
あともう一冊届きます。
さらに
随分昔に図書館にリクエストして
やっと順番が来た
まだ途中ですが
キャンセルしないで待ってよかった。
農業のことだけでなく
日本経済のことも載ってます。
何故今農業か。
森永卓郎さんは
以前、生活クラブの機関紙に
「テレビに出たとき
沖縄の基地にいる米軍は
海兵隊だから
本来敵地に上陸するための部隊だから
日本の防衛はできません。
何故居るのかって
それはいざというとき
日本人を取り押さえるためです。って
発言したら
それ以来呼ばれなくなりました」
などと
書いてあるのを読んで
なかなか信用出来る
面白いおじさんと思ってます。
たとえば
Amazonの物流センターでの
ピッキングの仕事。
ワーカーはハンディ端末を持たされ
画面には一度ピッキングを終えるたびに
「次のピッキングまであと何秒」
という表示が出て
成績が悪ければ叱責されるそうです。
アルバイトが倒れても
事故が起こったときの連絡系統が
厳密に決まっていて
リーダー、スーパーバイザー、アマゾン社員という順番があって
その上でセンター内にある安全衛生部や
センターのトップである
サイトリーダーに連絡して
初めて救急車を呼べるそうです。
ある物流センターでは
過去に少なくとも5人の死亡事故が
発生しているとか。
働く人がまるでロボット扱い。
Amazon、
利用したくなくなりますね
そんなのが当たり前の社会は
まっぴらごめんです。
人間が人間らしく生きるために
まずはお水と食べるもの。
そのために都会にやや近い田舎で
マイクロ農業を。
井戸もあったら最強ですねー
暑い日が続きますが
ひっそりと
種蒔いたりプランター増やしたり
うちの場合はマイクロどころか
ナノ農業ですが
ひーひーやってます