７月１４日（日）
ＰＭ２０：１７－
今日.....アヴァンセに入校した男の子が、レッスンをはじめて半年を迎えた。
で、お母様に現状報告をさせて頂いた。
定期的に、親御さんには現況を報告させて頂いている。
で、その男の子。
決して、コミニュケーション能力に長けた子ではない。
どちらかというと、恥ずかしがり屋さん。
が、今日のレッスンで.....これまでにない変化が見られた。
で、その旨をお母様にご報告させて頂いたところ.....。
どうやら、レッスン終わりでお母様に.....。
「お芝居やって、良かった」
と、言ったらしい。
なんだか、とても嬉しかった。
彼が、芝居を好きになった片鱗を見せてくれたということが.....。
好きになってくれれば、芝居は変わる。
芝居が変わるということは、心が変わる。
すなわち、自信がつくということである。
変化は、小さな自信の積み重ねの結果である。
それを彼は、自力で掴んだのだ。
ただ、これで終わりにしてはいけにゃい。
好きになったからには、今度は明確な結果が出せるところまで押し上げなくては.....ね。
これで終わりでは、ないのです。
思い出作りをしているわけでは、ないのだから。
時間は掛かるかもしれないが、時間を要してでも.....結果を出すことは、とても大切。
よって、おじさんは彼にフラれるまで、執拗に惚れ続けるわけです。
不器用な子が、好きである。
わたしは、子供の頃から器用と言われてきた。
が、わたしが知るわたしは、とても不器用な人間だとおもっていた.....おもっている。
実際、器用な子などいるのだろうか？
器用そうに見える子でも、どこかが欠けているもの。
が、欠けているということは、決して恥ずかしいことではない。
欠けているからこそ、頑張れるし.....人間っぽい。
欠陥は、見方を変えれば個性である。
欠落、万歳！
明日は.....朝からのお仕事。
ロケに行って→稽古である。
長い、長い一日。
ただ、合間に一時帰宅して、８兄弟さんのお世話ができることが救い。
それが、なにより一番大事。
欠陥だらけのおじさんは、明日も働くのである。