ARGO | 坂上忍オフィシャルブログ「綺麗好きでなにが悪い!」 Powered by Ameba

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 4月19日(金)
AM03:00-

また.....変な時間に寝たせいで、しんどい時間に目覚めてしまった。

で、DVDを観た。




【ARGO】

久しぶりに、いい映画を観た。

たしか、アカデミーで作品賞を獲ったのかな?

ベン・アフレックさんが監督・主演した映画である。

正直いうと、わたしは.....この人に興味がなかった。

どちらかというと、わたしはマット・デイモン派。

このお二人、たしか仲が良く、メジャー・デビューは一緒だったはず?

が、わたしの眼にはベン・アフレックの方がハリウッドハリウッドしているように映り、興味を示さないでいたのだ。

しかし、この【ARGO】を観て、見方が変わった。

実話、らしい。

後半は息をもつかせぬ感が若干、しつこいようにも感じたが.....。

一気に最後まで観られた上に、考えさせられる面も多々あり.....素晴らしかった。





こういうことなのだと、おもう。

晒される=露出する人間は.....自ら理解を求めてはいけない。

「自分はこういう人間だ」

「こういう思考を持っている」

自分発信をし過ぎてしまうと、自分肯定に傾いてしまう。

ということは、虚飾に陥りやすい。

ほんとうの姿など、後追いぐらいがちょうどいい。

わたしが、ベン・アフレックさんへの見方が遅ればせながら変わったように.....。

もしかしたら、一生理解されなくてもいいぐらいで.....。

とはいえ、年齢と共に自然と仕事の方向性や嗜好で垣間見えるモノ。

別に、仕事面でなくてもよい。

メディアではバカなことをやっていても、プライベートで人知れずボランティアに貢献している人も多数いるわけで.....。





でも、なんか得した感じがする。

「この人の中に、こんな想いがあったんだ」.....みたいな。

知り合いでもなんでもないのに、どこか救われたような気がした。





ちょっと、頑張れそうな気がする。

この感覚は、貴重だ。

なかなか、得られない感覚である。

もう少し、苦しめそうな気がする。

人は、無意識に楽をしたがる生き物である。

わたしも、もれなく.....。

とはいえ、苦しみたい自分もいる。

苦しんだ上での喜びを、知ってしまったからである。




もっと、もっともっと苦しもう。

ドMでドSぐらいが、心地いい。




こんないい映画を観たら.....ギンギンに眼が冴えちゃうじゃない。

もう一本DVDを観て、ソレがうんこみたいな作品だったら、この余韻が消えちゃうしなぁ。

さて、どうしようか。

お風呂にでも、入ろっかな。

ちなみに、本日5回目である。