たまには毒を... | 坂上忍オフィシャルブログ「綺麗好きでなにが悪い!」 Powered by Ameba

坂上忍オフィシャルブログ「綺麗好きでなにが悪い!」 Powered by Ameba

坂上忍オフィシャルブログ「綺麗好きでなにが悪い!」 Powered by Ameba

 5月 3日(火)

AM08:00-


5兄弟を我家に迎え入れて以来.....ほぼ、犬話に終始していたが、たまには毒を.....。


ビンラディンが.....亡くなったらしい。

テロリストに対して、【亡くなった】と例えるのは反感を買う表現かもしれないが.....。


で、アメリカの一部国民は歓喜しているとか。

まぁ、パワーの国ですからね。

そういう、リアクションも有りなんでしょう。


が.....歓喜していい方がいるとするならば、遺族に限ると、わたしはおもうのであります。

9.11で身内が死んでいない者達が、何故、歓喜できるのか?


わたしはアメリカ国民ではないので、「アメリカ人の気持ちをお前がわかるわけないだろう」.....と言われればそれまでですが.....。

国民という繋がりだけで、テロリストといえど【人】が亡くなって無責任に歓喜できるとするならば、わたしはその国の民になりたくはない。

事実、日本の方も、数多く亡くなっているわけです。

ですが、日本人に於いて、歓喜している人がいるとはおもえない。

遺族だからこそ、複雑な胸中にあるとおもえるし、おもいたい。


それが敗戦国である、日本人の素晴らしさなのではないかと.....。


わかりやすい国、アメリカ。

わかりにくい国、日本。


日本は、素晴らしい。

欠点も腐るほどあるが.....わたしは、卑屈な国:日本が大好きなのである。

勝った負けたでは、ない。

勝ち負けに暴力や銃器を、いつまで持ち込むつもりなのか?

お金で決着をつけた方が、大人ではないのか?


まぁ、最終的にはお金=利権で決着をつける為に、暴力=核兵器を用いているのだろうが.....。


ちなみに.....アメリカ国民全てを非難しているわけではない。

わたしにも、アメリカ人の友人はいる。

というか、アメリカを筆頭に、アメリカまがいのことをしている国は腐るほどあるのだから.....。


ヨソの国がどうのではなく.....日本人でよかったとおもいたいのである。

現状の被災状況を考えても、然り。

ここまで我慢強い国民が、いるだろうか?

これは、アジア特有.....いや、被爆国=敗戦国ならではのモノとおもえる。


曖昧、謙虚、卑屈.....素敵である。

だからこそ、日本国の顔である、政府=政治家と称する人々に、もっともっと、もっともっと、頑張ってもらわないとね。


情け、ない。