3月18日(木)
AM07:27-
今朝も、もんたっている。
もんたは、今日も元気いっぱいだ。
【ハートロッカー】を、観た。
アカデミー賞、作品、監督をはじめ、6部門を獲得した、戦争映画である。
これまでも、戦争映画は腐るほど作られてきた。
それ等と比較すると、まぁ、なんというか、頑張っているというか、ちゃんと作られた作品であることは間違いない。
これといってメジャーな俳優さんが出ているわけではないのだが、俳優さんひとりひとりがとてもしっかりしていて、安心して観ていられる。
ただ、観ていて不思議な感覚というか、映画の内容がどうとかではなく...例えば【プラトゥーン】はベトナム戦争を題材にした映画で、戦争の悲惨さを訴え、それなりの衝撃があった。
戦争が大好きなアメリカ人も、こういう作品を作ることによって、反戦の方向に向かえばいいな...みたいな。
しかし、現実はほど遠く、湾岸戦争、アフガン、イラクと...アメリカは戦争を続ける。
その度にこの手の映画は作られるが、アメリカは戦争に首を突っ込み続ける。
そりゃあね、戦争は儲かるもんね。
軍需産業だけでなく、いまや兵士も派遣業みたいになっちゃってるし、やめらんないよね...みたいな。
確かに【ハートロッカー】は良作と言えるのだろうが、観ているうちに、現実のアメリカが向かっている先とのズレを強く感じてしまい、なんだかシラけてしまったのだ。
戦争も、ハリウッドにとってはネタのひとつなんだろうな...的な。
素直に感動できなかったわたしは、ダメなのだろうか?
とはいえ、作品的にはとてもとても頑張っている良作です。
あからさまな商業映画を観るよりは、よっぽどいいとおもいます。
う~ん...フォローが遅いか。