ビビり | 坂上忍オフィシャルブログ「綺麗好きでなにが悪い!」 Powered by Ameba

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 1月 7日(木)

AM10:41-


時に、自分が嫌になるのである。

この感覚は、おそらくわたしだけではなく、生きている者全てが少なからず、いつか、何処かで覚える感覚である。

ブチ壊して、やりたい!

いや、壊さなければならない。

とおもった時に、壊せない自分がいる。

理性と常識が、邪魔をする。

ちなみに、人を殺めるとかなんとか、そういった類の話ではない。

あくまでも、想像力の問題だ。

とりあえず、わたしの仕事は想像力を基本としているので...。

先日観た、「カールじいさんなんちゃらかんちゃら」も、そう。

アニメ嫌いのわたしが、アニメに羨望の眼差しを送ってしまった。

アニメは、想像力が豊かなのよね。

宇宙に行こうがなにしようが、行けちゃうわけで...。

でも、実写となると、CGに頼らざるおえない。

現実的問題が襲いかかってくると、勝手に発想を狭めてしまう。

それが舞台となると、より狭まってしまう。

ええ、2月に公演を控えたオニスラの【ダークサイドストーリー】の話です。

人間の暗部を描きたい...とおもって、このタイトルを付けたのです。

です...が、言葉(脚本)だけでは限りがあるわけで、なんというか、恥の上をいった臓物的な部分をなんらかの形で表現できないかなと...。

オカルトでも、スカトロでもなんでもないんです。

グロでは、ない。

わたし、汚いの嫌いなんで...。

で、そういったモノを描く、表現する時に、ついつい、いろいろなモノ、人に気を遣ってしまうんですよね。

コレが、許せない。

やはり、嫌われることありきだとおもうんです。

【なにか】を伝えたい時は、嫌われることを恐れてはいけない。

でも、嫌われるばっかりじゃダメなわけで、嫌われることを恐れずに、とてもとても【好かれたい】という勝手な想いがないと...ね。

でも、嫌われることに恐れてしまう自分が先に出るから、好かれるまで辿り着けなかったりする。

なんか、ややこしいわよね。

もうちょっと、なんだけどね。

もうちょっとで、頭が切り替わりそうな気がするんです。

嫌われる勇気を持てそう...というか、なんというか。

そこに、あるんだけどな。

なかなか、手を出せない。

わたし、かなりビビりなんで、わかっていても、手が伸びない。


そろそろ、ネガティブ・モードですかね。