１２月１９日（土）
ＡＭ０９：１３－
え～...え～...え～...............................。
す、すいません。
また、忘れてしまいました。
というか、熱くなってしまいました。
稽古場に入ってすぐ、スタッフに、
「今日の俺の仕事は写メだから」
と言って、わたしのテーブルの上にデジカメを置いておいてもらったんですが...。
気がついたのは、帰り支度をした時でした。
「................」
もう、嫌。
自分が、嫌。
いや、へこんでいる場合では、ない。
三度目の正直というヤツもある。
ってことで、今日こそ写メ、撮ってきます。
じ、自信はないんですが...。
【殺める人々】
昨日は、これまでで一番濃密な稽古だったかな。
そろそろ、「遠慮はなしよ」と言いますか、深く深く役者さんの心の中に割って入っていかないと...ですから。
永島君、よかったな。
昨日は、一番光ってました。
問題児の方も、うっすらと光が射してきたような...。
まぁ、まだまだまだまだまだまだなんですけど。
昨日の通し稽古では、はじめて泣きました。
いつも、泣きそうにはなるんですけど、わたしが泣いている場合ではないんで...。
作り手側が、作品を愛し過ぎてもロクなことありませんから。
やっぱり、ギリギリまで疑ってかからないと、そこで止まってしまいますし、お客様からお金は頂けません。
でも、昨日はよかった。
でも、昨日はもう終わったんで、今日が全てです。
で、昨日は通し稽古を２回予定していたんですが、２回目は中止にして、肉パーティーをしました。
役者さん達には内緒にしておりまして、まぁ、はじめから２回目はなかったわけです。
というのも、問題児がどうにもこうにも、貝になった状態と言いますか、殻に閉じ籠った状態になってしまったんで、だったら、酒でも飲みながらもっと血祭りにあげてやろうかなと...。
なんとなく、冗談を言いながら、当たり障りのない流れで飲み会は進みました。
が、当たり障りがない匂いが大嫌いなわたしは、問題児に話を振るわけです。
問題児は、ほとんど瞳孔が開いた顔で答えます。
瞳孔が開いちゃってるんですから、適当な、適切な言葉なんて選べません。
はい、わたしの雷が落ちます。
で、ようやく本音トークへ。
他の役者さんも、気を遣いながらおもっていたことを口にして下さいました。
まぁ、本心を言えば、もっともっともっともっと言って欲しかったんですが、こればっかりは勝負ですから、わたしが共演者でもそこまでは優しくなれません。
でも、なんか感じてくれてれば嬉しいですね。
いや、これでわからないようだったら、辞めちまった方がマシです。
...ぐらいの、トークだったかな。
まぁ、なんやかんやで、こんな感じで劇場入りするわけです。
稽古も、あと２日ですか。
いやはや、大丈夫なのかしら？
いえいえ、大丈夫なんです。