8月17日(月)
PM13:55-
高校野球は、何故面白いんだろう。
子供の頃から野球をやっていたわたしの憧れは、プロ野球よりも高校野球。
しかし、バブルのあたりから、県外の有力選手をかき集めた高校が甲子園を席巻するようになって、「なんだかなぁ」という想いから一時期離れていたが、久方ぶりに今大会は楽しんで観ている。
一番は、一発勝負の面白さかな?
負けたら後がない勝負は、やはり観ていてドキドキする。
球児達の笑顔や涙も、嘘がなく清々しい。
あとは、スピード感かな?
高校野球を観ていると、野球ってこんなにテンポよくできるんだ? と改めて感じる。
そういえば、わたしが草野球チームを持っていた時も、だいたいは2時間単位で借りるので、とにかくテンポアップで試合をしていた。
しかし、プロ野球はいつしか【知】のゲームへ。
森監督や野村監督らが実績を残し、キャッチャーがフューチャーされるようになってから、野球は頭でするモノ的な風潮が蔓延し、試合時間もテキメンに長くなった。
もちろん、野球に限らずスポーツとて頭なくしてプレーはできないのだが、まずは肉体である。
人よりも秀でた肉体を持つ男(女)達がぶつかり合うからこそ、我々は興奮し、歓喜し、憧れる。
高校野球の面白いところは、無意味に頭を使っていないところにあるのではないか?
あ、長野日大が天理を破った。
番狂わせも、高校野球の醍醐味だな。
さて、今年はどこが優勝するのかな?
どこでもいいから、いっぱい汗流して、いっぱい喜んで、涙して下さい。