精油の選び方 | 大工原忍オフィシャルブログ「しのぶログ」Powered by Ameba

精油の選び方

正しい精油の選び方

 

アロマテラピーでは精油を蒸気吸入し、5分後の血液検査で血中から芳香成分が検出されるデータが確認されているので、体の中に入っていきます。焚いても体に入るので内容成分が確かな精油を使用するのをお勧めします。

 

精油を選ぶ条件のまず第一条件に学名がきちんと表記されている事

1、学名がきちんとされている事

植物の学名は世界共通です。学名がきちんとされている事は植物名がきちんと特定されています。

ラベンダーでも数種類あり、ラベンダーアングスティフォリア、ラベンダースピカ、ラベンダースーパー、ラベンダーストエカス、ラベンダーレイドバン、まだまだあります。

どのラベンダーか特定するには学名がLavandula angustifoliaとラベンダーアングスティフォリアである事分かる事が重要です。

よく質問に妊婦さんはラベンダー使えないのでは、と言われますが妊婦さんがラベンダーを使えないのではなく、ラベンダー種の中のラベンダーストエカスはケトン類であるので堕胎作用があり、妊婦さんは使えません。

同じようにローズマリーやユーカリもどの種なのかが分からないと効果も違ってきてしまいます。

 

2、ロットごとに精油の成分分析されている事

植物は、土壌や天候でその内容成分が変わってきます。

私はよくワインに例えているのですが、その時の土壌や天候で成分は作用されますし、香りも変わってきてしまいます。その土地が無農薬でも偏西風で農薬が入る可能性もありますので、精油にしてから分析している事が重要です。

 

3、オーガニックはいいの??

オーガニックは化学合成農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料で栽培する事

ですので完全無農薬ではありません。

オーガニックで栽培した植物でも蒸留すると高濃度になるので農薬が検出されたり、たとえ無農薬の畑でも偏西風で残留農薬が検出されたりしてしまいます。

確かな精油は精油になってからきちんと分析し、分析は目では見えないので分析データを公表していることが消費者にとってよいメーカだと思います。

 

4、香料精油とケモタイプの精油の違い

メディカルアロマではケモタイプの精油を使います。ケモタイプのケモはchemo 化学種 できちんと分析している精油の意味です。ケモタイプの精油の条件は  ①植物の学名で品種を特定していること

     ②蒸留部位が明記されていること

     ③成分分析を行い結果を誰にでも公表していること

     ④蒸留のロッタ番号を明記していること

     ⑤生育地・蒸留地がめいきされていること

     ⑥蒸留年月日が明記されていること

香料精油とケモタイプの精油の違いは香りです。

植物はその土壌天候によって、同じ植物でも違う香りになります。ワインに例えるとわかりやすいです。

香料精油は同じ香りでなくてはいけないので香りを調整しています。

オリーブオイルエキストラバージンオイルなど質があるように、すべての精油に質があります。

私は今扱っている精油は、ラベンダーアングスティフォリアも標高1000メートル以上でリナロールの含有量が高い精油です。

精油は嗅いでも体に入るのでぜひ洋室の精油を使ってください。

ちなみに私のオススメは実際にパリの病院に処方箋で入っている精油を輸入しています。

http://aromacx.ocnk.net