JACのアクション俳優、吉崎さんとでっかい夢について語り合いました。
本当にすごいことをしようとされている・・・。
ついていきたい!
一緒に世界を追いたい!
僕がアクションの世界に憧れていた頃、日本のアクションを支えていた憧れの人たち。
JAC
そして今、演技、アクション、人柄、すべてで憧れの人である人の一人、吉崎さん。
以前共演したときに、誰よりも目にかけて可愛がってくださった。
この人と夢を追うことができたら、なんと素晴らしいことだろうか・・・。
・・・しかし、ことはそう簡単に運ばない。
僕には事務所に大恩ある方がいる。
そして、今の事務所でやる、と決めたのだ。
ぶっちゃけ、ものすごく葛藤しています。
今日仕事帰りに、新宿から中央線に乗ろうとしたら、小さい女の子が僕の側に寄ってきました。
「忍者のお兄ちゃん!」
なんと、この子は僕がショーをしているところを見たことがあるのだろうか。
僕の事を忍者と知っている人は悲しいかな、あまりいません。
しかし、憶えてくれていたのでしょうか。
(おじさんではなく、お兄ちゃんと言ってくれたことも密かに嬉しかったです笑)
握り締めた両手を差し出し、その手を開くと、グレープ味の飴とりんご味の飴が乗っていました。
少し戸惑いを覚えて、たじろいでいると、すぐ近くから見ていたのか、お母さんが話しかけてきました。
なんとこの子は8月のイオン北戸田でのショーと、代々木の野音と、デザインフェスタで見てくれたということだったんです。
僕は手のひらから飴をそっと受けとりました。
胸がいっぱいになってしまいました。
泣きそうでした。
小さい手のひらに乗った、たった2つの飴がこんなに人の胸をいっぱいにさせる。
僕らが目指すべきものは、この少女の両の手のひらの大きさに納まる、胸いっぱいの感動のようなものに違いない。
そうあるべきだ。
このことが僕に何かを決断させたわけじゃない。
実際のところは何も決まっていない。
この先どうなるかはわからない。
ただひとつ言える事は、僕自身の存在に、「子供達の夢」という責任が生まれ始めた、ということだ。
そんな大きな存在じゃないだろうけど。
多くの人たちにこの2つの飴に匹敵する何かを与えていくことが出来るよう、頑張ろうと思った。