しのばず編集部

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編集、校正、校閲などをやっている、ひとり編集部です。
言葉について、本について、仕事についてなど、つぶやきます。
ざんねんながら ほぼ、お役には立ちません・・・。

仕事の合間に癒しをくれる 不忍池にちなみました。


● 編集、校正、校閲などをやっている、ひとり編集室です。

● 言葉について、本について、仕事についてなど
  つぶやきます。


◆ お仕事 承ります ◆ 詳しくは https://profile.ameba.jp/ameba/shinobazuhenshubu/


 

 

 

 

最近、お仕事をさせていただきました 書籍の紹介です。

 

 

 

 

 

 

 

 

編集協力で、お仕事させていただきました。

 

 

 

 

原稿のDTP入稿(朝日メディアさま、ありがとうございました)から

校正刷りの朱字入れ、

 

それから 校了まで

見させていただきまして

 

ありがとうございます。

 

付属音声の収録にも、立ち合いをさせていただきました。

 

 

 

ありがとう、ありがとう・・・

 

 

 

照れ照れ照れ

 

 

 

 

 

 

ご著者は、TOEICテストの対策などで

有名なかたと存じております。

 

(ご著者とのやり取りは、版元さんの編集担当者さまが

してくださいました)

 

 

 

本の内容は、とてもわかりやすいです。

 

観光客の方々が、ちょっと困っていたりしたら

ちょっと、声をかけてあげたくなりますよね。

 

目的地までの行き方がわからない

とか

食券の買い方がわからない

とか・・・

 

 

そんな方を見かけたとき

さりげなく、でも親切に

お助けできる。

 

 

そんな、使える表現が凝縮されています。

 

 

簡単に言える(丸ごと覚えればいい)表現を集めてあって

便利だな、いい本だな、と

 

ゲラ(=校正刷り)を読みながら、感じました。

 

 

 

 

イラストもかわいいです。

照れ

 

 

 

書店さんで見かけたりしたら

手に取ってみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お仕事で使う名刺は 印刷ではなく

 

手で書いています。

 

 

 

竹紙ラボさんの――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手書き名刺用 竹紙

 

キラキラキラキラキラキラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お渡しすると、案外、興味を持たれるかたが

多い。

ような、気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出版関係で、特に 編集職だと

こういう名刺は、お好きなかたが多いかもしれません。

 

用紙について関心が高いかたが、多いでしょうからね。

 

 

放置竹林を活用して、竹パルプから製紙。

 

 

何千部もの出版物に使えるほど

大量に取り扱えるかどうか、ということになると

どうなのでしょうか、

私にはわかりませんが・・・

 

しかし、個人的に使うのはすごく好きです。

 

 

 

 

「どうして竹紙なの?」↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

INIC coffee

 

 

 

 

確定申告、提出し終えました。

 

にっこり

 

 

 

 

国税庁の確定申告書等作成コーナーで作ったので

難度は高くなかったです。

 

 

 

 

 

 

 

これまでも ほぼ毎年

医療控除や寄附金控除で

このページを使っているので

それと同じ感覚で、事業関係の書類も作れました。

 

 

その年の分の作成コーナーは、翌年1月の第1営業日に

公開されます。

 

そこは不便。

凝視

 

 

 

年末年始にやってしまいたいなあと思っても

待っていないといけないからです。

 

それは別として、指示通りに入力していけば書類ができる仕組みは

便利です。

 

 

 

 

 

普段は、収支が発生したら、その日に帳簿をつけるようにしています。

それが、役立った。

 

 

手間と思わず、これからも

事務作業はこまめにしていこう。

汗うさぎ

 

 

 

 

私の昨年の経費――

 

水道光熱費
地代家賃
旅費交通費
支払手数料
研修費
消耗品費
 

 

お札お札お札無気力

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

疲れたら

ドバトさんたちを眺めに行くと、ほんとうに心癒されます。

 

 

 

 

 

 

 

おすすめです。

 

 

 

 

 

『となりのハト 身近な生きものの知られざる世界』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

INIC coffee

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BBCのニュースを読んでいて、使いやすそうな表現に出合いました。

 

 

 

 

boil down to something

 

 

 

「結局のところ要因は~だ」とか、

「つまるところ大事なのは~だ」というニュアンス。

 

 

この表現をどこで見つけたかというと、羽田空港での衝突事故に関する記事でした。

 

緊急避難を成功させた要因とは、

乗務員の日ごろの訓練であると同時に、

乗客たちが脱出時の指示に従ったこと

(具体的には、荷物を持たずに手ぶらで脱出したこと)である。

 

という概要でした。

 

 

boilの使い方が面白いなあ、と思いました。

 

 

 

Cambridge Dictionary の説明では

 

 

If a situation or problem boils down to something, that is the main reason for it:

 

 

ある状況や問題について boil down to something と表した場合、

その something が主な要因である。

 

 

 

 

 

 

Collins English Dictionary の説明では

 

 

 

If you say that a situation or problem boils down to a particular thing or can be boiled down to a particular thing, you mean that this is the most important or the most basic aspect of it.

 

 

ある状況や問題について、

「boil down to +特定の物事」や

「can be boiled down to +特定の物事」と表した場合、

この物事は最も重要な、あるいは最も基礎的な要素である。

 

 

 

 

 

和英辞書よりも、英英のほうが、意味のわかりやすいフレーズだなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TOEFL iBT という試験の

対策書を改訂するに当たって

 

内容の校正、校閲でご協力いたしました。

 

 

 

ご送本いただきました。

ありがとうございます。

 

 

 

最強の・・びっくりマーク

 

米国留学を目指す人は、こんな負荷の高い試験を受けるのですね。

ガーン

 

 

 

 

試験対策用の書籍は

試験問題の構成が変わったときや

受験時間が変わったときなどに

その都度、改訂(※)をしていかないといけないから

たいへんですね・・・!

 

小さな変更であれば、増刷(※)で修正できるかもしれませんが

今回は、増刷ではなかなか対応が難しい

大きな変更でした。

 

 

(※改訂 構成や内容を更新して、「改訂版」として別商品の扱いで刊行すること)

(※増刷 同じ書籍で、一度に刷った部数がすべて売れたときに、新たに刷って売ること)

 

 

 

ところで

 

TOEIC とか、TOEFL とかの対策用に

たくさんの書籍が書店の棚に並んでいます。

 

 

どれも、カバーの見せ方が似ていますよね。

凝視凝視凝視・・・

 

 

 

 

その理由は

TOEIC や TOEFL が商標だからです。

 

 

registered trademark

登録商標

TOEIC(R) や TOEFL iBT(R) の

右肩の、まるアールが、その印。

 

 

 

TOEIC や TOEFL という商標を

タイトルに含む書籍は

米国の本部に申請して

刊行の許可をもらわないと、いけません。

 

タイトルのつけかた

タイトル文字のデザインや、その配置などについて

かなり厳しい決まりがあります。

 

カバーは

  • 表1(おもて表紙)
  • 表4(うら表紙)

の画像を

英訳を添えて、本部へ提出します。

 

許可が出れば、その装幀で刊行できます。

 

 

 

ちなみに

帯(おび)と、ソデ(カバーを内側に折り返したところ)は

申請対象外なので

比較的自由に 文言(もんごん)を載せたり、デザインしたりできます。

 

 

 

 

 

なお、本部の決まりが どれくらい厳しいかというと

 

 

本部が出した刊行物であるかのように 勘違いさせる可能性があるタイトルは

つけてはいけない。

 

 

タイトルはどれも同じ級数(文字のサイズ)、

同じフォントにすること。

つまり、一部を大きく目立たせてはいけない。

 

タイトル文字は すべて色を同じにしないといけない。

つまり、たとえば TOEIC や TOEFL という文字を色変えしたりして

立たせる(視覚的に目だせる)のは禁止。

 

タイトル文字にイラストを絡ませてはいけない。

 

コピーライトに関する決まった文言を添えること。


 

・・・などの決まりがあります。

 

 

 

この結果、TOEIC や TOEFL に関する書籍は

どの本も、似たり寄ったりのタイトルまわりに

なります。

 

A社から出ようと、B社から出ようと

書店で並ぶと、だいたい似ています。

 

 

 

試験対策のために書籍を選ぶときに

「どれも見かけが似ていて、違いがわからない・・・」と困る人は

多いかもしれませんが

 

上記のような事情があるのです。

目

 

 

面倒ですけど、一冊ずつ

中面(本文ページ)を見て

 

目的にかなう内容や レベルのものを選ぶのが

最も無駄のない選び方です。