先生曰く「旦那さんは、情緒が遮断されている。初めて会った時から判りました。
ご主人がカウンセリングを受ける必要があります。」
「ご主人の脳は、無意識に、自分にとって都合の悪い話は聞き入れていない。
いくら話しても伝わらない」
「こっちが怒るとびっくりして意識するけど、全く何が起きているか把握できない」
「書いて伝えるとまだ意識しやすい」
「本人が気付くしかない」
「かなり時間はかかるでしょう
「無理に治させようすると、仕事もできないくらいな状態になってしまう。かなり時間がかかると考えておいた方がいいでしょう」
私の頭の中は❓❓❓
子供に気づかれないように帰ろうとするが、動揺している自分
でも、今思えばになるが、どこか遠くで「やっぱり」と言う思いもあったように思う。
同じ頃、ママ友であり、子供の音楽教室の先生で音浴ヒーラーのShinoさんが、レイキを学び出したと思いきや、あれよあれよと言う間に、短期間で素晴らしいヒーラーさんになり、私達親子と主人を観てくれた。
すると、心理カウンセラーさんと全く同じ内容の見解だった。
もちろん私は、事前に心理カウンセラーさんの見解は話してはいない。
だから余計にショックだった。やはりそうなのかと…。
「旦那さんに感情がないのね。話をしても、自分に良いように変換しちゃって、話ができないのね。気持ちが分からないの。話がかみ合わないし、辛かったね…」
他の話も心理カウンセラーさんと、
全く同じ事を言われた。
家庭のため、家庭のためと、それは私もそう思っているし、子供らにもそう言い続けてきたけど、何か自分に必死で言い聞かせてきた。
まるでそう思い込むと“楽”だと選んだように。
正直、「マジか💦」と思った。
またこうも言われた。
『怒りは大事な感情の1つだから、押さえつけてはダメだよ。』と。
今までずっと旦那やその周りの上司たちの、《正しい》という生き方に付いて来るしかなかった。
以前、素直に怒りを出したたら、度々、悪妻だの、アホ女房だのと、主人の仕事関係の人に言われ、ショックだったからだ。
ひたすら仕事人生の旦那には、かなり譲歩して生きてきたのに、まだアホと言われるのか…もういいよ、もう何か疲れた。
私の感情はもういらないと。そう思った。
だから私は怒りを持たないようにしようと思った。
うまくいった、つもりだった。たぶん毎日幸せなんだろうと思った。たぶん。
そうすると感情の中の怒りだけ持たないようにしていたつもりが、
同時に喜びも、哀しみも、楽しみも感じられなくなっていた。
これがいわゆる世間でいう幸せなんだろと思うしかなかった。
いつも笑っていたけど、感覚が鈍ったままだったようで、私は幸せを幸せと感じられないほどの欲深な人間だと思っていた。自分が嫌いだった。
この頃は、よく洗濯物を干しながら思った。
早く子供が巣立って、主人は、好んで外国で余生を送り、私は小さい住まいで1人になる事が夢になっていった。
そんなへんてこりんな生き方をしている私に、子供が不安感満載になるこで、【私に好きな事をして、まずは自分を大事にして生きて】と子供が教えてくれているんだよ。
そういう見解だったと知り、涙が出てきた。
たしかに、Shinoさんのアドバイス通り、私が何か自分のためにやりたい事をやったら、同時に子供が不安を乗り越えて成長する姿を何度も見ることができた。
子供に何かをしてあげるのではなく、自分にしてあげる事が大事と…。
でも分かっていても、これがなかなか出来ない。
自分の為?分からない。
大事にして?逆に苦しい。辛い。
楽しい事?ワクワクする事?
続く…
またここまでの