「能力」は本人が置かれている環境次第で
見え方は七変化するということを教えてくれた
本であった。
自分は、これまでの職場のいずれでも
自分の能力に自信がない、もう駄目ではないかと
思ったことが何度もある。
それはどうして起こるのか分かった気がする。
この本にはそういった現実味があり、
とても納得させられた。
そもそも「能力」というものは、その会社の
求めるものによって高くなったり、低くなったり
するものなのだ。
どんどん活躍したい人が、守破離の守を
常に大切にしたい会社にいても活躍できる
だろうか?本の通り、自分も否だと思っている。
自身の性格を把握し、その性格にあった
行動を取れるかが、「能力」と呼ばれるものの
鍵となると信じている。
「能力」がないと言われたり、周りの圧力が
あっても落ち込む必要はない。そう思わせて
くれるのに大きく貢献してくれる本であった。
もし、自身の「能力」というものに不安を持ち、
どうすればいいのかと悩んでいる方が
いるなら、是非一度は読んで欲しいと思う。