余計なことを話して、話の本題から離れてしまったり、相手が必要の無いことを話しただけの事があった。
この本は、その根本原因や改善方法を詳しく書いてくれていた。以下、自分が得たことを書いていく。
言語化するためには、大きく分けて、①語彙力、
②具体化力、③伝達力が必要である。
言語化のメリットとして、思ったことを
スラスラ言葉にできたり、ひろゆき氏のような
論破できる力が身につくという。
冒頭を読んだだけで非常に興味を持った。
自分は業務で人と話している時、語彙力が低いと
感じることがある。WEBで検索等して補おうとしても
言葉にすることができていない時があるのだ。
語彙力がない最大の原因は、引っ込み思案を
理由として人と話す機会を減らしてしまった
ことである。せっかく覚えたことでも
「使う機会」がないと語彙力には
繋がらないのである。
自分はいわゆる理解語彙力(知識として頭にある)
だけであるため、使用語彙力はあまり鍛えて
いなかったのだ。
インプット&アウトプットを繰り返し行い、
語彙力を身に着けたい。
次は具体化力であるが、自分はこちらもあまり
自信がない。本に書いてあるように
相手に画像としてイメージできるような話が
できていないのである。基礎的な5W3Hは頭で
理解しているが、頭の中の思考がモヤモヤ状態で
話すため、大したことは考えれていないのだ。
ここで一番重要だと感じたのは、「なぜ→たとえば」の
メソッドである。
自分の頭のモヤモヤした内容を紐解き、思考を
深く広くするためには、「なぜ?」と自分に
突っ込みを入れ、用途に合わせた「たとえば?」を
使っていくといいのである。
いわゆる「思考のものさし」というもののようだ。
プレゼンや営業に必須のものである。
自分も身につけていきたい。
最後は伝達力というものである。
大原則は5つあり、「相手がイメージしやすい
言葉を使う」、「一文は60-70文字で(一文一義)」、
「アサーティブに伝える」、「相手に伝わっているか?
を確認する」、「相手のニーズを把握する」
となっている。
相手ありきの会話であるため、当たり前の
原則のように見えるが、自分にとっては
学ばなければならない、難しいと思った点が
多かった。特に一文一義にならない文章を
作成していることが多い。ぐだぐだと書いてしまい、
読みづらくしてしまっていた。
言語化ができるようになれば、今までできなかった
多くのことができるようになると教えてくれた。
非常に自分のためになっている。
このような本にまた出会いたいと思う。
言語化、コミュニケーションが苦手だと
思っている方は是非読んでいただきたい。