私は、元夫とほぼ何も話し合っていない。

思い返せば、もう数年も真剣な話し合いはしていない。


それは、話し合うことを諦めたから。


元夫は、自分の意にそぐわないことを私が言うと、烈火の如く怒り、破壊行為に及ぶ。

もちろん、私への暴言も吐きまくり、人格を否定される。


ぶち切られた結婚指輪、切り刻まれた2人の写真、シュレッダーにかけられたパスポート、撒き散らかされた品々を片付けるのは私。


その棘が心に刺さったままで、私の心はどんどん腐っていき、今に至る。


家の売却の相談に乗って頂いた時も、離婚カウンセリングの時も、「離婚止むなし」とのお言葉を頂いたし、更には「離婚してるんだから、よかったですね」と言って頂いた。


私も、すっきりして前に進む気満々だった。



でも、昨日ふと気付いてしまった。

自分が何故こんなにも心の底からスッキリできないのか、という理由に。


私は、元夫と最後の話し合いをしたいのだ。


今までの元夫の暴言や暴挙、私を散々コケにし、心ない言葉を投げつけてきたことに対して、文句を言いたいのだ。


もしかしたら、それこそが元夫の人格を否定することになるかもしれない。


しかし私は、誰よりも身近にいる伴侶への思いやりが持てないような人と、これ以上人生を共にすることはできない。とハッキリ伝えることができるだろう。


元夫にも、何故離婚届を出したのか、元夫の本音を聞きたい。

そして、自ら離婚届を出したにも関わらず何故のうのうと同居しているのか、問いたいのだ。


元夫だって、私に言いたいことはきっと山ほどあるのではないか。

元夫の心にも、私と同じように刺さって抜けない棘があるのではないか。



元夫との話し合いは、気力体力を消耗するだけで、生産性はない。と諦めていたけど、それは元夫も同じだったのかもしれない。


だったら、最後くらいはお互いトコトン話し合い、文句を言い合い、何なら憎しみ合って別れたい。


それこそが、なんの未練なくすっきりさっぱり前に進める手段だ、と思い至ったのだ。



ただし、私の身の安全は保障できないかも…


まぁ、保険の受取人は変更したし。

元夫が暴行殺人などで捕まったら、それはそれで、離婚していてよかったね、となるかも知れない。