皆様メリクリ。メリクリメリクリ。
セイントでメリーでわっしょいなクリスマス。
一年で一番ちびっこ達の笑顔が溢れる日、クリスマス。
どんなクリスマスをお過ごしでせうか。
昨日から鹿の親戚であるトナカイがマッハで駆けずり回ってヘトヘトであろうクリスマス。
そんなクリスマスに関する知恵袋のこんな質問が話題に。
質問者
わたしはサンタさんがいると思っています。
逆に、いないと言っている人の意味がわかりません。
サンタさんという職業、前テレビでもやっていました。
サンタさんのプレゼントは絶対親がくれないようなものをくれます。
どうしてトナカイは空を飛ぶのか。
これは純粋に疑問です。
どうしてサンタさんは家に入ってこられるのか。
お母さんはイブに鍵を開けてると言っていました。
サンタさんへの手紙を枕もとに置いたら次の日ちゃんと返事が書いてある。しかも、スラスラの英語で。
お父さん、お母さんはこんな英語書けません。
どうして、サンタさんが空を飛んでいる様子の動画がないのか、疑問です。
詳しく教えてください。
ちなみに小6です。
と言った感じの質問。
ありがち…と一瞬思いつつも逆に今では珍しいかもしれない純朴な少女の質問。
このくらいの歳の子から、信じていないと言い切られるのも少しドライに感じてしまい、かと言って答えに少し詰まるこの質問。
どう答えるべきなのか。
それに対するベストアンサーに選ばれた回答がこちら
サンタはいます。
正確には初代サンタクロースではなく何代目かのサンタなんですが細かい話は置いといてとりあえずサンタはいます。
ただ最近の場合プレゼントにサンタが直接は関わっていない事も多いです。昔のようにサンタさんがおもちゃを作り、運び、配っていた時代とは変わりました。
まず家の中に入れません。煙突とか無いし鍵かかってるし、そもそも勝手に入ったらダメだし。 サンタがプレゼントを持ってきたとしても玄関で親御さんを呼んで受け渡してサンタさんの代わりに枕元へ置いてもらうことになります。
そしてなにより子供の欲しがる物が「市販品」になったことです。「○○って言うおもちゃが欲しい」とか「○○ってゲームが欲しい」とか「携帯電話」とか「iPod」とか。こうなるとサンタさんにはもう作れません。
「サンタさんに作れないなら私達が代わりに作りますよ」とたくさんの企業が作ってくれているわけですが、全国へ運ぶ所も運送会社がそのままサンタさんに代わってやっちゃってます。
つまりプレゼントを製作して、輸送して、枕元に置く所まで全て「サンタさんの代わりに私がやりますよ」と言う人たちだけで済んじゃうんです。サンタさん自身が関わる部分はほとんどありません。
一人のサンタが全てを行うのではなく、力の小さいサンタ役の人がちょっとずつ役割分担しているわけですね。
トナカイで世界中を回り…と言うのは残念ながら今はイメージだけですね。
これはちょっと寂しく思うかも知れませんが、子どもが市販品を望むことが多くなった時点で避けられない時代の変化だったと思います。
ただ言えるのは、今サンタの代わりにプレゼントを作っている人も「このプレゼントを受け取った人が幸せになるといいな」と思いながら作り、運んでいる人も「このプレゼントを受け取った人が幸せになるといいな」と思いながら運び、枕元に置く人もあなたの幸せを願って置いているんです。
サンタクロース 一人だけがあなたの幸せを願っているのではなく、他にもとてもたくさんたくさんの人が子ども達の幸せを願っているからこそ枕元にプレゼントが届くのです。それはとてもとても素晴らしい事ですよ。ほんとに。
あと、あなたも将来こうした「サンタの代わり」を担うことがあるかもしれません。「人に幸せを与える側」に参加できるというのは、これもまたとても素晴らしい事なので機会があったらぜひどうぞ。
すごいねー(;ﾟДﾟ)
こんな返しが出来る人が羨ましいわ(;ﾟДﾟ)
これがちょいと話題になって回答者がこんな追記もしてる。
回答者です。
この回答が少し話題になったと聞きました。多くの方に素敵だと言っていただけて嬉しいけれど、あえて追記してしまいます。
サンタはいます。ただ私はクリスマスにおいてサンタの存在は害悪だと思う。
世界には古典のクリスマスの物語がいろいろある。
貧乏でプレゼントも買えない家族。でもその時に父親は小鳥のために巣箱を作り、少年は近所のおばあさんのために雪かきをし、少女は歌を歌った。
そこに描かれるのは、お金も無い、力もない、それでも人のために自分に何が出来るかを考えて実行した人々の姿。
それは感謝されるようなことをしていても「してやったんだから感謝しろ」という物ではないし、感謝を求めないと言っても一方的にプレゼントを配って感謝の言葉も聞かない自己満足でもない。お互いがみんなで幸せになる愛の話です。
クリスマスだから奇跡も起こるかも。
でもそれは、がんばって初めて作ったクッキーを美味しいと言ってもらえたり、心をこめて準備したパーティーを素敵だと言ってもらえたり、自分に出来ることをがんばった人たちに贈られるささやかな奇跡です。
人のことが好きで、その人のために自分に何が出来るかを考え、それでその人に感謝されたら感謝されるようなことが出来た自分に誇りが持てる。自分のことも好きになれる。
それはどこの誰かも知らないお爺さんが配って回るプレゼントを受け取るだけよりも、ずっと素敵なクリスマスのプレゼントになるはず。そもそもクリスマスってそういう経験をするためのイベントなんじゃないでしょうか？
だから、私の回答を見て「サンタはいてプレゼントを配っているのがロマンチックで良いこと」と単純に思うなら私は待ってほしいと思う。もしそれが子どもをただ受け取るだけの存在にしてしまうのなら「サンタ」の存在は害悪でしかないと思う。
クッキーがコゲそうな時に知らせたり、落ちそうな飾り付けをおしえたり、人の努力が成功するように支える見えない小人のような存在であれば良いと思うけれど。
といった追記もしている。
頭の良い人は知識があり因果関係を考え答えを出すんだなぁと思う。
それを踏まえた上で前を向いたり周りを笑顔にさせようって考える人ってとっても素敵ヽ(゜▽、゜)ノ
それでは皆様。
素敵なクリスマスを。
アデュ。