100点のテストじゃない
繰り返し練習して
真っ黒に汚れた
その漢字ノートが
お前の宝なんだ
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自分が子供の頃を思い出しても
そうだったかな
子供は
努力とか実践に対して
すぐに結果が付いて来ると
期待しすぎてしまう
だから、頑張っても
すぐに成果が上がらないことは
続けるのを嫌う
大人になって
社会人としての生活が長いと
だんだん分かってくるのだけれど
社会は試験じゃないから
一度で100点満点の答えを
出さなくてもいい
何回も躓いて
何度もやり直して
10点ずつを10回繰り返して
100点になれば良い時だってある
そんな時って
大切なのは
最初から知っていたり
努力しなくてもできるという
たまたま持ち合わせた能力じゃなくて
駄目かも知れないけれど
やれるだけやってみようとする
言うなれば
「頑張れる能力」
それは兎と競争した亀のような
地道だけど
諦めない力
華々しさには欠けるだろう
スマートじゃないし
洗練もされていない
だけど、どんな困難にも
一歩ずつでも
前に進もうとする魂が
そこにある
父親として思う
結果が駄目だった時に
努力の大切さを教えるだけじゃなく
むしろ
結果が良かったときほど
そこまでの努力の大切さを
教えるべきなんだと
100点が凄いんじゃない
100点を取ろうと努力した
その漢字ノートを
真っ黒にした多くの時間が
素晴らしいのだと
そう覚えて欲しい
父親として願う・・・・