良質な無農薬ビワの葉を求めて長崎へ(3) | 植物セルフケアのご案内

植物セルフケアのご案内

欧州のエビデンスあるフィトテラピー、漢方、日本の民間療法などを統合し、日々楽しく取り入れられるケア法をご紹介。乳児湿疹やスキンケアについても取り上げます。

 

セミナーで使う良質なビワの葉を求めて訪問させていただいた出島福祉村グループ。せっかくなら農園も見学させていただきたい!ということで、年始早々にも関わらず、ご案内いただきました。

長崎南端、海と山が隣接し、車通りもほとんどない地区にビワの葉農園が点在していました。

 

 

 

出島ファームは約1000本のビワの葉を育てているそう。

 

 

 

ビワの木って放っておくと、空たかーく伸びていきますよね。

 

 

でも、見てください。栽培されているビワの木は低く横に伸びていっています。収穫しやすいよう、ペットボトルを吊り下げ、横に伸びるよう工夫されているのです。

 

 

 

ご案内していただいた寺田さんに、無農薬栽培で大変なことは?と質問したところ、「草取り」とのこと。

 

 

除草剤を使えば全く草取りはしなくてよくなるが、無農薬栽培はそうはいかない。こちらの茶色小山は虫のふん。殺虫剤を撒くことはできないので、虫を見つけたら針を刺すとのこと。

 

 

 

 

毎日見回りをして、手入れをしていく。木の成長点を見分けて、どの枝を成長させていくのか見分けるのも大切な作業とおっしゃっていました。

 

 

1000本のビワの木の状態が全て寺田さんの頭に入ってる。

 

 

こうして大切に育てられたビワの葉は、出島福祉村の工場に運ばれて、洗う、乾燥させる、切る、ティーバックに詰めるという工程を経て、びわからMARKETで販売されています。

 

農園でビワの葉をいただいたので、さっそくチンキを作りはじめました!みなさんの想いのこもったビワの葉大切に使わせていただきます!