良質な無農薬ビワ葉を求めて長崎へ(1) | 植物セルフケアのご案内

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欧州のエビデンスあるフィトテラピー、漢方、日本の民間療法などを統合し、日々楽しく取り入れられるケア法をご紹介。乳児湿疹やスキンケアについても取り上げます。

 

 

娘のアトピーを劇的に改善させたビワの葉。

 

 

「ステロイドを使いたくない乳幼児ママのための皮膚セミナー」で使う良質なビワの葉を探し求めておりました。

 

 

2018年産ビワ収穫量の都道府県ランキングはこちら。

 

1位長崎県(858トン)

2位千葉県(450トン)

3位鹿児島県(256トン)

 

※出典

『平成30年産びわ、おうとう、うめの結果樹面積、収穫量及び出荷量』(平成30年11月)(農林水産省統計部)

 

全国いたるところにあるビワの木だけど、ビワが好む環境とは、海沿いで温暖な気候ということです。

 

なかでも、長崎の出荷量はダントツ。

 

 

福岡生まれの私は九州に格別愛着もあるので、長崎県のビワ農家さん、そのなかでも、「ビワの実」でなく、「ビワの葉」を収穫している農家さん探すことにしました。

 

 

これはすごく重要なことで、、、

 

 

同じビワ農家さんでも、ビワの実を栽培している農家さんとビワの葉を栽培している農家さんは、目的が違うので栽培プロセスが変わります。

 

 

ビワの実を収穫する場合、収穫時期は5月ごろ。前年の10月ぐらいからつぼみがなり始めるので、この10月から実がたわわになる5月までビワのエネルギーは葉にいかず、花や実、そして種に集中します。

 

 

人間と一緒ですね。

 

 

一旦妊娠すると、母体はそこそこにお腹の子を生かすため子どもにエネルギーがいく。

 

 

だから、ビワの葉農家さんは、10月から12月にかけてビワのつぼみや花を切ります。

 

 

(1)長崎県

(2)ビワの葉農家さん

(3)無農薬栽培

 

 

この3つの条件で農家さんを検索したり電話したりしてあたっていたのですが、なかなかない(汗)

 

 

ほとんどがビワの実農家さんで、細々ビワの葉栽培されていても「1回だけあるじきに農薬使うから、完全無農薬とはいえないんですよね〜」とのことで。

 

 

困った、、、

 

 

と思っていた矢先たどりついたのが、長崎の南端、今回訪問させていただいた社会福祉法人の出島福祉グループだったのでした。