こんにちは。
本日は、蒸し製玉緑茶を水出しでいただきました。
茶葉:10g
氷:急須のふたが閉まるくらい
水:急須の内容量の8割くらい
3時間ほど室温で放置。
そして、出来上がったのがこちらです。
今回は、BGMなしで、お茶を淹れる音と、動作の音のみのシンプルに作ってみました。
自然の音のみの心地よさを体感してくださいな~
ちなみに購入したお茶はこちらのサイトから。
蒸し製玉緑茶は、別名「ぐり茶」とも呼ばれている、緑茶の仲間です。
普通煎茶や、深蒸し煎茶のように、お茶の仕上げに行われる「精揉(せいじゅう)」を行うことがありません。
そのため、茶葉の形が、ぐりっと勾玉のように丸みを帯びていることが特徴です。
一般的なお茶と言えば、煎茶です。
その煎茶の茶葉を、機会があれば実際に観察してみてほしいのです。
すると、真っすぐにきれいによれた、茶葉ひとつひとつの形が見えます。
その煎茶たちと、蒸し製玉緑茶を見比べると、分かりやすいです。
蒸し製玉緑茶はくりっと丸みを帯びているので、可愛さがあります。丸いからかなw
味わいも煎茶とまた違って魅力的なのです。
私はよく深蒸し煎茶を飲みます。
深蒸し煎茶は、蒸し時間が長いため、茶葉が細かく、味わいが濃く出ます。
水出しだと、お茶の味わいは穏やかに味わえますが、深蒸しは穏やかながらに、心地よい苦みと穏やかな甘みがあります。
そして、蒸し製玉緑茶は、水出しで飲んでみると――奥行きのあるまろやかな甘みで、苦みが少ないのです。
苦みさえもまろやかに包んでくれるような、爽やかさと心地よさがあります。
蒸し製玉緑茶は、今は、東彼杵町の地域で作られていて、地域ブランドとして「彼杵(そのぎ)茶」として呼ばれています。
お茶の茶葉の形が種類によって違うと思うと、楽しく感じませんか?
今回は、急須に氷と水を入れて、水出し茶を作りました!
それでは、またお会いしましょう。