あと2日で卒業です…


高校生活を思い返してみると、
様々なことが頭に浮かんできますが、

やはり一番印象的なのは、去年の夏の事件。



あの事件でどれだけ傷付いたのでしょう…

あの事件でどれだけ傷付けたのでしょう…

あの事件でどれだけ泣いたのでしょう…

あの事件でどれだけ周りに迷惑をかけたのでしょう…

あの事件でどれだけ人間不信になったのでしょう…

あの事件でどれだけ自分を責め立てたことでしょう…




騒動を避けて、友人に正面からぶつからずに逃げ…
友人は傷付いたことでしょう…

やはり、巡り巡って、私にそれが跳ね返ってきました。


ただ…君を信用しなかった私を、君がいつものあの鋭い殺気のこもった目で見る重圧に耐えられないから、逃げた…

そして、それを知った君は、
「何も言わないで、勝手に想像されるの気持悪い」
と、mixiの日記に書き込んだね……

何故、君はこうも私の一番傷付く言葉を選ぶのでしょうか…


直接言ってくれたならば、その時に正面から言えたのに……

せめて…その日記に私の名前を書いてくれれば、まだ言いやすかったのに……



「完全なとばっちりだね」
と言ってくれたあなたの言葉に甘えてしまいそうになるけれど、
やっぱり、正面から言えなかった私にも非がある……




私は周りの多くの人に心配や迷惑をかけたにも関わらず、
未だに、正面からあのことを話せてない……

君のあの目や声、言葉、陰湿さが怖いんだ…


きっと、親や兄弟に相談したら、

「ちゃんと話しなさい」

と言うでしょう……


でも…怖い………



今なお、頬を伝う涙と、心の中に広がり私を苦しめる後悔の念は、その罰なのでしょう…




それでも逃げてばかりの弱い私にいつかさらに重い罰が下ることでしょう…




-シノ-