自分の道は自分で決めること | 犬の日記

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こんにちは。

学校では三者面談の時期ですね。

進路を決めるということは決して人任せではうまくいかないものです。

人から得た情報を、自分の中で咀嚼して、

自分の意志で目指すポイントを見つける。

それが出来た子は毎年受験もうまくいっています。


なので、今回は「自分で決める大切さ」の詩を一つご紹介しましょう。

「じゃんぷ」という詩です。


夕焼けに染まった校庭の隅
ジャンプしても届かないバスケットゴール
意地になってさ、暗くなるまで
二人でずっと挑戦してたね、子どもの頃

どれだけやっても無理なこと
それは知ってた、きっと君も気付いてた
寒くて、足も痛くなって、いくらカラスが馬鹿にしたように鳴いても
大切なのは届くかどうかじゃないんだって
二人はちゃんとそれにも気付いてた

辛くて苦しくて悲しくて痛くて
そんな状況の中でも楽しみを見つけられる
人間ってすごいなって思った

暗闇に包まれた帰り道の途中
君が泣きべそをかきながら絞り出した声で言った
私ね、明日から転校するんだ、遠くへ
知ってたけど急に悲しくなって、僕も泣いた

時間はいつだって限られているもの
それは知ってた、多分誰もが気付いてる
いくら長生きしたって100年ぐらいしか生きられない人間のルール
やりたいこと、好きなこと、大切なもの
なんで最後になってやっと気付くんだろうね

本当は今、自分がどこに居たいのか
どんな楽しみを見つけて暮らしたいのか
もっと素直になってもいいと思った

夕焼けに染まった校庭の隅
ジャンプしたら簡単に届いたバスケットゴール
大人になってさ、やっと君に手紙を書いた
返事が来て、すごく遠回りしたけど

幸せは求めればちゃんと手に入る
やっと気付いた、きっと誰もが知ってるはず
逃げだとしても、少しぐらい迷惑をかけても、他人が何を言っても
自分の人生の責任は自分のもの
自分がジャンプする場所は自分で決めるんだ

広い広い世界でちゃんと
自分の行く道を自分で決められる
生きてるって悪くないなって

そう思えた