こんにちは。

 

なにやらばたばたして更新間隔があいてしまいました。

1月26日は文化財防火デーでした。

これは、1949年1月26日に、奈良の法隆寺の壁画が火災で焼失したことから制定されたものです。

 

それを聞いたとき、久々に思い出しました。

その関係者である浅野清さんに話をうかがったことがあることを。

 

今から数十年も前のことでうろ覚えなのですが、浅野清さんの半生をお聞きする方について行った記憶があります。

 

穏やかなクリスチャンで、法隆寺の発掘、再建の話などは梅原猛さんの「隠された十字架」などを思い起こしながら興味深く拝聴しました。

 

聞き手の方が法隆寺の火災についてお聞きしたときは、無言。

 

当然と言えば当然でしょう。

事故から四半世紀以上は経過していたとはいえ、昨今の事件同様、きっと関係者は忘れることはできないし、思い出したくもない。

 

研究者が関係者のコメントをとりたい気持ちもわからないではないのですが。

 

文化財でなくとも、ここ最近の事象を顧みると防火に対する備えは重要だと思います。

そんなことを考えた、文化財防火デーでした。

 

読んでいただき、ありがとうございました。