しん次元!クレヨンしんちゃんTHE MOVIE 超能力大決戦 とべとべ手巻き寿司 | 『つぶれバッカス』 ハヤカワシンノスケ

『つぶれバッカス』 ハヤカワシンノスケ

当たり前の日常こそ素晴らしい。
日々の暮らしの中で感じる「喜・怒・哀・楽」を
キャッチーなメロディーに乗せて奏でます♪
アコースティックギター&ピアノのユニット
STARDUST SOUNDS ハヤカワ シンノスケのブログです♪

夏休み、長女と息子と映画館へ。
 

 
7年連続のクレヨンしんちゃん。
 
まだ2人とも付き合ってくれた。
 
ありがたい。
 
以下、大なり小なりネタバレあり。
 
今回は3D。
 
冒頭のみさえとのアクションシーンが
3Dとしてはハイライトでした。
 
他は別に3Dじゃなくても…という感じ。
 
そんでストーリーです…が…。
 
陽キャのしんちゃんが正義の超能力者で
陰キャが悪の超能力者という一見ヒーローもの。
 
だが、終盤に陰キャの過去がわかり
その人格形成にイジメられてたことや
両親の離婚の経験が影響していることがわかる。
 
また、その過去の世界でしんちゃんが
中学生だか高校生だかにボコボコにされる。
 
何度も「日本の未来は暗い」
というセリフが繰り返される。
 
それに対するヒロシの答えが
「頑張れ!」という言葉。
 
これは否の意見が出るなぁ
と思いながら観てました。
 
頑張っている人に「頑張れ!」というのは
よくないというのはよく言われることです。
 
が、この陰キャについては
「頑張れ!」と言われてこなかった
ということが大きいのではと思いました。
 
頑張ってこなかったわけではない
むしろ頑張ってきたんだろうけど
「頑張れ!」と応援されたかったんじゃないか
自分を見てほしかったんじゃないか、と。
 
わからんけど。
 
まぁとにかく子供にこれ見せる??
聞かせる??というシーンが多々ありました。
 
あと、ヒロシの靴下、出すぎじゃない??
 
様式美と言っちゃえばそうなんだけど。
 
靴下だしときゃウケるだろみたいにも感じた。
 
上手く使ってほしい。
 
と、ここまで文句ばっかだけど
面白かったのは面白かったです。
 
いつも通り笑いあり涙ありでしたし。
 
カンタムロボを動かすために必要なのが
深キョンの曲というのが絶妙だった。
 
ゲスト声優、特に空気階段が上手だった。
 
漫画調のエンドロールと
そこで流れるサンボマスターの曲。
 
すごい良かった。
 
ブリッジで繰り返される”君はいたほうがいいよ”
という歌詞が刺さりまくった。
 
サブタイトルにある”手巻き寿司”は
家族団欒の象徴なのかな?
 
鑑賞後、”君たちはどう生きるか”
という言葉が浮かんだ。
 
本物の方、観てないけど。
 
次回作は3Dではないようだが
子どもたちまだ付き合ってくれるかなぁ??