毎週月曜連載のフランス旅行は後日改めて掲載いたします。
僕が今住んでいる場所は最寄り駅からちと歩く。
歩くのが結構早い方の僕の足でJRの某駅からは徒歩15分
私鉄某駅からも徒歩15分くらいである。
しかも丘を越えなくてはならなかったりするので
バスが非常に重要な交通手段になる。
平日の朝は某バス会社の○○系統に乗って
私鉄の某駅まで行く。
今朝の話だ。
月曜は毎週仕事の都合で他の日より
一時間程度早く出社せねばならない。
朝の一時間は大きい。
今日も眠い目を擦りながら仕事行く準備をしていた。
一年以上同じ月曜を過ごしているので
さすがにバスの時間も覚えている。
7:17
すべての準備が終わりテレビの時計を確かめると
7:12、いい時間だ。
家からバス停まで信号によるが3~5分かかる。
そこでいつも5分前に家を出るようにしている。
もちろん今日もそうした。
特に信号に引っ掛かることなくバス停へ向かう。
携帯の時計を見ると7:14、余裕だ。
7:15前方、対向車線側をバスが左折する。
つまり僕から見ると右の道に入っていった。
ちなみに僕の家の前の通りはたくさんのバスが通っているが
そこを曲がるのは1つだけ、つまり私鉄某駅まで行くのはそれだけである。
そこ曲がればすぐバス停なのでちと来るのが早い。
だが、たまにはそんなこともある。
そんなときはバス停で停車して時間調整しているのだ。
大丈夫、まだ焦る時間ではない。
が、心配性な僕はいつも走る。
時間にならなきゃバスは出発しないのに走ってしまう。
今年で30歳になるためか、ちょっと走っただけでクタクタになる。
ゼイゼイ言いながらバスに乗り込みパスモ定期をピッとやる。
たいていの運転手はノーリアクションだが
たまに「ありがとうございま~す」と言ってくれる人もいる。
そんなわけで今日も走る。
バスはすでにバス停。
だが僕ももうすぐ着く。
時間を確認する。
7:16
間に合う、間に合う。
と思った瞬間。
信じられないものを見た。
バスがウィンカーを右に出したのだ!!
ウィンカーを右に出すということは
即ち、「出発します」と言うことである。
時間を確認する。
7:16
まだ出発時間の7:17ではない。
しかし、さらに信じられないことが起きる。
バスが出発したのだ!!!
時間を確認する。
7:16
まだ出発時間の7:17ではない。
しかし、さらにさらに驚くべきことが起きる。
バスがほんの数メートル先の赤信号で止まったのだ!!!!!
ほんの数メートル先が赤信号なら時間にもなっていないのに
無理やり発車する意味があるだろうか?
唖然とする僕。
頭の中がパニックになる。
このバスの運転手は何を考えているのだろうか。
ちなみに時間を確認する。
7:16
まだ出発時間の7:17ではない。
しかし、さらにさらにさらにわけのわからないことが起きる。
信号が青に変わり、バスが本格的に発車する!!!!
走る僕をおいて、バスが去る。
僕はすかさず時間を確認する。
7:16がとうとう7:17になった。
その時、僕はちょうどにバス停に着いた。
間に合っているのにおいてかれた。
そんなバカなと時刻表を確認する。
間違いなく7:17、僕は間違っていない。
そんじゃもしかして一本前のバスがものすごい遅れているのかと
携帯でバスのウェブサイトを確認する。
そんなことない。
あれは7:17のバスだ。
これは許せないことである。
バスはたまに遅れるが仕方がない。
いろんな事情がある。
ウェブでバスの現在地をチェックできるし、そんなことでは怒らない。
僕が遅れることがある。
もちろんバスは待ってくれない。当たり前だ。
でもたまに僕の遅れとバスの遅れが重なるときがある。
かなりラッキーなことだ。
しかし、今回は違う。
バスが時間を守らずに先に出発したのだ。
もう1つ言わせてもらうと出発するとき僕が走る姿も見えたろう。
サイドミラーで確認してから出発するためだ。
それでもバスは出発した。
僕はこの件についてはとことんやってみようと思う。
氏名・住所・電話番号・アドレス・ここのURLも晒して
バス会社に抗議してみる。
バス会社を貶めることが目的ではないため
具体的な社名等は一切伏せている。
なぜあんなことが起きたのか。
事実の確認とその理由、そしてどのような返答をいただけるのか。
後日、この場でご報告させていただきます。
だから僕はバスを降りた。/近藤薫

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