おそ松くん、天才バカボン、ひみつのアッコちゃん、もーれつア太郎で知られる漫画家の赤塚不二夫さん。
先日亡くなられたことは記憶に新しいが、その赤塚さんのドラマが先日放送されていたので思わず見入ってしまった。天才漫画家として有名な赤塚さんだが、「トキワ荘」に住み始めてた20代の頃は全く売れず、しかもギャグ漫画ではなく少女漫画からのスタートだったらしい。
売れずに何度も諦めかけたエピソード、母親からの愛情、トキワ荘の友人達との青春や友情。これらの場面では思わず目頭が熱くなった!
特に、トキワ荘の友人達とちゃぶ台を囲んで、将来の漫画の展望、自分たちが日本の漫画市場を築き上げると誓った場面、これらは最も感動的であった。同時に、これほどまでに情熱を注いで漫画に打ち込んでいる彼らに、少しだけ嫉妬したりもした。人間、人生の中でこれほどまで打ち込めることを見つけられた人は、なかなかいないだろう。
現代では、会社を興したり有名人になったり、それらの目的がお金になってしまっている人は少なくないはずだ。しかし、お金や成功は何か別の壮大な目的があって、それを目指して結果的について来るものである。
それを絶対に忘れてはいけない。だからこそ、会社には企業理念やビジョンやミッションが必要なのだろう。
トキワ荘の漫画家のように、熱い情熱は常に持ち続けていたい!