久々にネットビジネスの話最近よく見る「OpenID」に関するニュース。
→→OpenIDファウンデーション・ジャパンが発足 - 国内企業32社が参加←←
→→GoogleがOpenIDをサポートへ - APIも公開←←
→→Windows Live IDで「OpenID」をサポートへ - 実用化は2009年を予定←←
これについてはよくご存じだろうが、これによって、どんなことが起こるかをある程度予測するのも難しい話ではない。ユーザーからすれば、今までID/PASSをサイトごとに保有していたのが1つで管理できるようになるため、かなり便益が増す。
我々ネットサービス提供側からしても、広告ビジネスとしてもプラットフォームビジネスとしても、非常に興味深いし大きなビジネスになり得る。結局、部署のメンバーに自費でプレゼントしたこの本風に言うと、とてつもなく大きなマーケティングプラットフォームが構築できるようになるわけだ。
学術的に言っても実におもしろい!現在、インターネットメディアを中心としたプラットフォームサービスの戦略を研究しているが、これがデファクト・スタンダードになれば、マルチホーミングコストが限りなくゼロに近づく。(要は、Gmailだけを使う人でも、Y!mailやHotMailを使うことに対しての障壁がなくなるってこと。登録する負荷がなくなる。)
もっと追求すれば更におもしろい視点があるのだが、上記だけでも現状の理論が180度変わる可能性を秘めている。
あとは、セキュリティの問題だったり、マーケティングプラットフォームにするための情報の問題だったり、それらをキレイにすれば問題ないでしょう。そもそも、ユーザーからすればありがたい話なんだし!
NRIさんがプロジェクトの発足者になっているらしく、、、学友のT田さん!よろしくお願いしますね