神輿は
あいかわらず
毎週のように担ぎに行ってた
後輩の面倒も
よく見れるほど
余裕も出てきてね
そんなある日
ウチの後輩とオィラ
威張りん坊Kと酒を
呑んでたんだ
またさ
自慢話が始まったさw
Kの兄貴二人は
青年部の会長を務めた人
隣り街でも
結構なヤンチャ話が伝わる人だった
そんな兄貴達の自慢話
よーく話してたわ
ウチの後輩も
やや、うんざりで
オィラなんて右から左に
聞き流してたけど
そしたら先輩に
呼ばれてるから
○ちゃんだけ来てよって
言われて
後輩とは別々になった
連れていかれたのは
確かKの地元の居酒屋さん
そこにいたのは
いかにもヤ○ザだろー
みたいなお方w
紹介されて席に着いた
そん時にKはオィラに
裏家業の話をしてきた
ひとつの内容は書けないけど…
ま、オィラにその筋の人と
俺は繋がってるんだよみたいな事が
言いたかったんだと思う
オィラには全く
関係ないけどねー
そのあとKと二人で
また別の店に行く事に…
そこで、さっきの話
オィラは定職あったし
アブナイ仕事なんて
更々する気ないから
丁重にお断り
でも手当が1日
○万円だし
安全だから…とか言ってた
Kは仲介役みたいな感じで
仲介料貰ってたみたいだな
金回りは
かなり良かったもんね
実家住みだし
オシャレにも気を使わないから
金は、あったんだろーけど
んで幹部会のあとなど
よく二人で呑みに
行くようになって
気になる事が出てきた
○日までが期日だよ!とか
そんな電話をかける事が
多かったんだよね
昼間の仕事の事かと
思ってたけど
金融屋でもなかったし
友達に金でも
貸してるんだろなって
思ってた
何気なく聞いてみたら
案の定
友達や知人に
金を貸してるんだって!
オィラも困ったら
貸してねーなんて冗談で
言った事もあった
借りてませんけど
だんだん
威張りん坊Kの実態が
わかってきてからは
なんか距離をおいて
個人的には
付き合わなくなったな
昼間の仕事で何をしてるのか
裏で何をしてるのか
わからないから
巻き込まれたりするのが
めんどくさかったから…
担ぎ場や幹部会で
会う程度で
テキトーに付き合ってたわ
ウチの後輩も
Kさん、また威張ってます
なんて笑ってたけど
まだKを信頼して
着いてくる後輩は
1人くらいだったようだよ
でもさ
昔から言うけど
おとなしそうな奴に
限って
恐ろしい事するよね
続く…