僕れす。本日は、あるヘッドを使ってシャフトの挿し方(向き)について詳しく説明していきたいと思います。
この写真はシャフトを左から挿した状態です。ネックの右側がシャフトの右側の延長線に対し、左に傾いているのが解ると思います。勿論それによりネックの左側がシャフトの左側の延長線に平行するようになるので、ネック全体が左に傾いて見え、『逃げ』が演出出来ないので被って見えてしまい、構えずらい訳です。(難しくてスンマセン)
次の写真はネックの穴に対し素直にシャフトを挿しただけです。が上の写真同様ネックの右側がまだ左に傾いています。上の写真程ではありませんが、ネックの左側の傾きが右側の傾きに負けているので、まだ被っているんです。
(ネック全体がまだ左に傾いて見えます。が…そもそもヘッドの研磨が悪い)
最後の写真はシャフトを右側から挿した状態です。ネックの右側がシャフトの右側と平行するようになり、ネックの左側の逃げ(右側に傾く)が出来ています。
つまり、ネックは右側と左側のトータルであり、どちらが強く主張するかのバランスです。ですから、ネックの状態で一つ一つ挿すポジションが変わってくるため、全て同じに見えるようにアイアンを組むには技術と経験と感性が必要になります。簡単にはアイアンは組めない訳です。
ですが…寂しいかな…殆んどのゴルフ工房は穴に対して素直にシャフトを挿しているだけ。プラモデルと一緒です。感性を埋めるには感性しかない。それを実践出来るから職人であり、工房なのです。
ま～酷ですが…ゴルフ工房に期待しても無駄だと思うので、プレイヤーが理解する事で工房のレベルを上げられるんですけど…
スミマセン…
理想郷です
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