コロナ支援グループのみなさまへ２

コロナウイルス感染が中国で確認されてから瞬く間に世界に広がり、それが日本に与えた影響は計り知れないほど大きかった。

そしてそれがまる文農場に与えた影響も大きかった。

でもコロナが僕に与えた「良い」影響はというと、これも計り知れないほど大きかった。

試されている気がした。

行動するしかなかった。

自分と家族を守るために必死だった。

数ヶ月前、初投稿から見切り発車でスタートしたネット販売でした。

自分の大切な友人、偉大な先輩方、そしてこのグループで繋がった多くの方々に力になって頂きました。

この場をお借りして改めて御礼させて頂きます。

まる文農場をご支援頂きまして誠にありがとうございました。

本当の多くの方に勇気を頂きました。

多くの方に経済的に支えて頂きました。

そしてここからは自分たちの足でしっかりと立って、歩いていく所存です。

この逆境を迎え入れたことで、自分に新たな道が拓けたような気がします。それもはっきりと。

今まで経験したことがないぐらい毎日勉強しました。

首から下で仕事をするのが得意な自分でしたが、これではいずれ道はなくなると感じました。

本物しか残らない時代に、これから自分たちは突入していくんだなと思いました。

これまでの「物」に価値がつけば良かった時代から、「人」に価値をつけていかなければならない時代になる。

だから本物に自分自身がならなければいけないと強く感じました。

このコロナ支援グループが、生産者と消費者を繋いているもの、それはご存知の通り「愛」です。

まる文農場はこの場で数千人の方と触れあってきましたが、アンチは１件もありませんでした。

この場に出品した方ならわかるかと思いますが、このグループに投稿すると、信じられないほどの注文が入ってきます。

最初は自分でもびっくりして、やっとまる文農場が世に認められた瞬間が来たのかと思いました。

しかし数ヶ月が経つ頃、それは錯覚であると少し思い始めました。

なぜなら利用者様にとって信用があるのは、まる文農場である前に、コロナ支援グループへの認知と信頼があるからです。

いつしか「支援します」という言葉が心に冷たく刺さるようんなったのを覚えています。

温かいお言葉をいただいているはずなのに、なぜ...?

そのとき、「もうぼくはこの場にいてはいけないんだ、卒業するときがきたのかな」と思ったのを覚えています。

次のステップに進んで、自分の足でしっかりと立って、そこで得た信用を野菜というかたちで繋がっていかなければならないという決意が芽生えました。

これからまる文農場はこの数ヶ月で勉強させて頂いたものを今後に活かし、更に充実したネットショップを作り上げて野菜を通じてライフスタイルを提案していけたらと思っております。

まずは自分が自分らしく、誰よりも仕事が好きな自分であること。

野菜が好きな自分であること。

今後もオーガニックマルシェまるぶんのwebサイトをよろしくお願い致します。

尚、コロナ支援グループへの投稿は30%以上OFFが投稿するための条件でしたので、これからは通常価格に戻ります。

ですが、発送件数が一定の数を上回ったことで運送会社様より価格を約３０％下げて頂けるようになりましたので、ご報告致します。

まる文農場

小林晋之介

KOBAYASHI shinnosuke ブログ