

仕様変更でマイページが見えなくなり、アメブロ全般から遠のいてます。
直接、管理ページに入れば更新できるものの、こまごま手間がかかる。
アメブロの代わりに、下記の3コンテンツが稼働中。
- X(旧Twitter):ちょっとした雑談
- note:しっかりめの雑談
- カクヨム:小説『7番目のシャルル』
- pixivFANBOX:ルネ・ダンジュー著『トーナメントの書』完訳!
またまたnoteの後追いになりますが
KDP(Amazonの出版部門)の審査が通ったので4月も新刊出ます!
kindle出版、通算6冊目(お手伝い分を含めると8冊目)は
こちらになります——
2023年8月、カクヨムでリアルタイムで翻訳していた、
アレクサンドル・デュマ著
シャルル七世とその重臣たち
(Charles VII chez ses grands vassaux)
…を全面的にリライト。
タイトルに「対訳」とある通り、
原著のフランス語と日本語翻訳を併記する
レイアウトにしました。
訳者序文とあとがきは書き下ろしです。
◎アレクサンドル・デュマ・ペール(大デュマ)が駆け出しのころに書いた戯曲(演劇用のシナリオ)を日本語に翻訳。
1831年10月20日、パリ・オデオン座初演。
原題は『Charles VII chez ses grands vassaux』
全五幕の史劇・悲劇。
デュマは多作な作家として知られ、現在もさまざまな媒体で楽しまれてます。
ダルタニャン物語(三銃士)、モンテ・クリスト伯、巌窟王、王妃マルゴ……。
フランス文学に詳しくなくても、代表作をひとつふたつ思い浮かべることはそれほど難しくない。ですが、本作は未邦訳ということもあってか、埋もれた部類の作品です。
祖国でさえ1909〜1910年の公演が最後のようです。フランス近代文学を代表する大作家の初期作品でありながら、二十世紀初頭以降、演劇・文学・歴史家から忘れられたタイトルであることがうかがえます。
(訳者序文より抜粋)
上記Amazonのページでは第一幕から第五幕まで
幕ごとのあらすじを紹介しています。
結末は伏せているのでご安心ください。
ちなみに、ドニゼッティのオペラ版はシャルル七世が登場しない上に
結末が違う(!)ことが判明したので、
あとがきで「デュマとドニゼッティの作風の違い」や
「フランスとイタリアの宗教観・国民性」などを絡めた
考察を書き下ろしています。
4月4日発売。現在は予約受付中です。
ペーパーバック(紙書籍)も審査通過したため、
電子書籍とともに同時発売の予定ですが、
Amazonの仕様の都合で(受注生産だからかな)
発売開始後にページがつながるそうで…
予約できるのは電子書籍のみ。
購入する以外にも、読み放題のサブスク
Kindle Unlimitedを契約している方は
全編無料で読めます。ぜひご利用ください。
ここから下は自著とコンテンツと
\ シャルルさんの宣伝です /
▼カクヨム版
あらすじ:不遇な生い立ちの王が百年戦争に勝利するまでの貴種流離譚。
フランス王国史上最悪の国王夫妻——狂王シャルル六世と淫乱王妃イザボー・ド・バヴィエールの10番目の子は、兄王子の連続死で14歳で王太子になるが、母と愛人のクーデターで命からがらパリを脱出。母が扇動する誹謗中傷に耐え、19歳で名ばかりの王に即位したシャルル七世は、没落する王国を背負って死と血にまみれた運命をたどる。
父母の呪縛、イングランドの脅威、ジャンヌ・ダルクとの対面と火刑、王国奪還と終戦、復権裁判。没落王太子はいかにして「恩人を見捨てた非情な王」または「勝利王、よく尽された王」と呼ばれるようになったか。
\ここから下は自著の紹介/
自著など
📕新刊:日仏対訳 トーナメントの書: 中世ヨーロッパ騎士道と馬上槍試合のルールブック
シャルル七世の義弟で盟友だったルネ・ダンジューの著書を翻訳。
電子書籍とペーパーバック(紙の書籍)を用意しました。
📕既刊:十九世紀の異端科学者はかく語る: ダーウィンの愛弟子ラボックの思想と哲学
ジョン・ラボックのエッセイ『The Pleasures of Life』第一部を書籍化。
訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。
📕既刊:神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー
2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念に書籍を出版。
デュマ・フィスの未邦訳小説を翻訳しました。
- 神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー(上): アレクサンドル・デュマ・フィス『Tristan le Roux/赤髪のトリスタン』よりAmazon(アマゾン)2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念に刊行。アレクサンドル・デュマ・フィスの未邦訳小説を翻訳・翻案!
- 神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー(下): アレクサンドル・デュマ・フィス『Tristan le Roux/赤髪のトリスタン』よりAmazon(アマゾン)2022年10月30日、シャルル七世がブールジュ大聖堂で戴冠した日に刊行。
- カナール・デュシェーヌ シャルル7世 ブラン・ド・ブラン 750ml ギフトボックス入りAmazon(アマゾン)シャルル七世の名を冠したシャンパーニュ。2017年、1000以上のサンプルから選ぶ「ベストシャンパーニュ100」10位!
- 十九世紀の異端科学者はかく語る: ダーウィンの愛弟子ラボックの思想と哲学 -The Pleasures of Life-Amazon(アマゾン)ジョン・ラボック『The Pleasures of Life』を翻訳。序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」書き下ろし