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仕様変更でマイページが見えなくなり、アメブロ全般から遠のいてます。
でも、直接、管理ページに入れば更新はできる…
アメブロの代わりに、下記の3コンテンツが稼働中。
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- カクヨム:小説
アルファポリス版
を公開しました。
少年期編の本編が完結して3年もブランクがあるため
シャルル七世の少年時代のダイジェストを兼ねて
第0章から始めます。
アルファポリス版『7番目のシャルル、聖女と亡霊の声』公開しました。
— しんの(C.Clarté) (@shinno3) May 31, 2024
少年期編・本編が完結してから3年もブランクあるので、シャルル七世少年時代のダイジェスト代わりに第0章から始めます。https://t.co/L54i3XdPhQ #アルファポリス
あらすじ:不遇な生い立ちの王が百年戦争に勝利するまでの貴種流離譚。
フランス王国史上最悪の国王夫妻——狂王シャルル六世と淫乱王妃イザボー・ド・バヴィエールの10番目の子は、兄王子の連続死で14歳で王太子になるが、母と愛人のクーデターで命からがらパリを脱出。母が扇動する誹謗中傷に耐え、19歳で名ばかりの王に即位したシャルル七世は、没落する王国を背負って死と血にまみれた運命をたどる。
父母の呪縛、イングランドの脅威、ジャンヌ・ダルクとの対面と火刑、王国奪還と終戦、復権裁判。
没落王太子はいかにして「恩人を見捨てた非情な王」または「勝利王、よく尽された王」と呼ばれるようになったか。
※表紙画像はPicrew「IIKANJI MAKER」で作成したイラストを加工し、イメージとして使わせていただいてます。
第0章……新作か?!と、
期待させてしまったらごめんなさい
少年期編・第九章の改稿版です。
つまりリッシュモン視点
といっても、ただの焼き直しではなく、
最近読んだ資料で知った
少年時代のエピソードをやりたかったから
いい機会だと思って!
具体的には、下記二つが新規エピソード。
- シャルル七世が2歳のときに誘拐された件
- ヘンリー五世がフランス侵攻前にやった迫真の演説(なぜかスコットランドをディスっているw)
リッシュモン視点だとシリアスすぎるので
0章の時点でブラバされないかちょっと心配ですが
ぼちぼち頑張りますね
紹介を兼ねて、今回の更新分
「勝利王の書斎10:亡霊の声」から
一部引用します
私の名はシャルル・ド・ヴァロワ。
父の名もシャルルで、祖父もシャルルだったが、曾祖父はジャンで、高祖父はフィリップだ。
いずれもフランス王国ヴァロワ王朝に君臨した王で、私は五代目になる。
名前のバリエーションが少なかったため、それぞれの個性をあらわす「二つ名」をつけられた。
ヴァロワ王朝初代、|幸運王《ル・フォチュン》フィリップ六世。
第二代国王、|善良王《ル・ボン》ジャン二世。
第三代国王、|賢明王《ル・サージュ》シャルル五世。
第四代国王、|狂人王《ル・フー》シャルル六世。
そして、私こと第五代国王、|勝利王《ル・ビクトリユ》シャルル七世。
勝利王よりも、この物語を読んでいる読者諸氏の時代では「恩人ジャンヌ・ダルクを見捨てた非情な王」として有名かもしれない。さもありなん。
あの子を助けられなかったのは事実だが、当時政敵だったイングランドによる私への誹謗中傷が600年以上も一人歩きしている状況には、大いに不満がある。フェアじゃない。
このページをひらいたのも他生の縁だ。
聞く耳のある読者は、ぜひ私の声を聞いていってほしい。
歴史・時代小説大賞の読者投票は
6月1日からスタート
自分のコンテンツには投票できない仕様につき
作者は投稿とSNSで宣伝するくらいしかできません。
投票・応援・拡散していただけると嬉しいです。
投票は6月中ならいつでもできますが、
ランキングは毎日変動するため、
早いうちに投票していただけると
上位にランクインして人目に止まりやすくなる
→結果的に初見さんに読まれやすい
→好循環♡という仕組みを期待できます。
可能なら、初日に
お気に入り登録と投票をしていただけると
非常にありがたいです…!!
そんなわけで、普段はカクヨム版メインですが、
6月いっぱいはアルファポリス版の投稿と宣伝を
優先します。よろしくお願いします!
▼第0章〈正義の目覚め〉編・改
- 勝利王の書斎10:亡霊の声
- 0.1 ロンドン塔の虜囚たち
- 0.2 不名誉よりも死を(1)ブルターニュ継承戦争
- 0.3 不名誉よりも死を(2)ブルターニュ兄弟
- 0.4 不名誉よりも死を(3)屠殺者と豪胆公
- 0.5 リッシュモンとフランス宮廷(1)
- 0.6 リッシュモンとフランス宮廷(2)
- 0.7 リッシュモンとイングランド宮廷(※)ヘンリー五世の宣戦布告演説追加
- 0.8 強制された臣従礼(1)
- 0.9 強制された臣従礼(2)
- 0.10 強制された臣従礼(3)
- 0.11 ボージェの戦い
- 0.12 王太子の面影(1)
- 0.13 王太子の面影(2)
- 0.14 モー包囲戦
- 0.15 フス戦争
▼カクヨム版
\ここから下は自著の紹介/
自著など
📕最新作:アレクサンドル・デュマの未邦訳戯曲『シャルル七世とその重臣たち』
全五幕の歴史・悲劇を翻訳。現在、カクヨムで公開中。
📕新刊:十九世紀の異端科学者はかく語る: ダーウィンの愛弟子ラボックの思想と哲学
ジョン・ラボックのエッセイ『The Pleasures of Life』第一部を書籍化。
訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。
📕既刊:神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー
2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念に書籍を出版。
デュマ・フィスの未邦訳小説を翻訳しました。