ヒヨコ初めての方向け紹介文:①ガイドのグレイさんと私(2018年1月13日up、2023年4月22日追記)
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カクヨムにて、

7番目のシャルル、聖女と亡霊の声

を新規投稿しました。

 

第六章〈救国の少女〉編、

本編スタート!

 

  • あらすじ:不遇な生い立ちの王が百年戦争に勝利するまでの貴種流離譚。フランス史上最悪の国王夫妻——狂王シャルル六世と淫乱王妃イザボー・ド・バヴィエールの10番目の子は14歳で王太子になるが、母と愛人のクーデターで命からがらパリから逃亡。母が扇動する誹謗中傷に耐え、19歳で名ばかりのフランス王に即位したシャルル七世は、没落する王国を背負って死と血にまみれた運命をたどる。

 

 

 

紹介を兼ねて、今回の更新分から一部引用します。

 

 

 

 1428年3月6日、例の少女がシノンに到着した。

 

「本当に来たのか」

 

 知らせを聞いて少し驚いた。

 フランス国内はどこも治安が良くないが、イングランドとブルゴーニュ公が統治する「北部」と私が統治する「南部」の境界は特にひどく、少女の一行はそこを通過しなければならなかった。

 

 少女に関するさまざまな噂——、それを信じている一部の者は「神の加護を受けている証拠だ」と感激しているが、早まってはいけない。

 

 キリスト教徒は、祝祭期間中の戦闘行為を控える。

 今は四旬節だから比較的安全な時期だ。

 

 だが、野生の獣や、自然がもたらす天候はやはり旅人を危険にさらす。

 また、道中には、信仰や道徳を捨てた山賊のような輩もいるだろう。

 護衛に守られているとはいえ、途中で怖気づいて引き返しても不思議ではない。噂の真偽はわからないが、少女が勇敢であることは確かだ。

 

 私はひとまず、シノンの城下町で評判のいい宿を紹介して、旅の疲れを癒すようにすすめた。

 

 少女との間を仲介する侍従はうやうやしく下がり、しばらくすると足早に戻ってきた。

 

「どうした、何か不都合でもあったか?」

「恐れながら申し上げます。例の少女が、陛下に至急伝えなければならないことがあるそうで、すぐにでもお目にかかりたいと……」

「まさか、待っているのか?」

「門前で、陛下がいらっしゃるここを見上げております」

「ここを……?」

 

6.1 ラ・ピュセル(1)3月6日到着引用)

 

 

 

 

 

 

続きはカクヨムにて。

 

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▼第六章〈救国の少女〉編

 

 

 

 

 

 

\ここから下は自著の紹介ニコニコ

 

 

  自著など

 

 

📕最新作:アレクサンドル・デュマの未邦訳戯曲『シャルル七世とその重臣たち』

全五幕の歴史・悲劇を翻訳。現在、カクヨムで公開中。

 

 

 

 

📕新刊:十九世紀の異端科学者はかく語る: ダーウィンの愛弟子ラボックの思想と哲学

ジョン・ラボックのエッセイ『The Pleasures of Life』第一部を書籍化。
訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。

 

 

 

 

 

📕既刊:神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー

2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念に書籍を出版。

デュマ・フィスの未邦訳小説を翻訳しました。

 

 

 

 

 

Web上で公開しているタイトル一覧


📕【少年期編・完結】7番目のシャルル、狂った王国にうまれて 〜百年戦争に勝利したフランス王は少年時代を回顧する〜(表紙絵あり)

小説家になろうカクヨムアルファポリス

 

 

📕【青年期編】7番目のシャルル、聖女と亡霊の声

カクヨム

 

 

📕19世紀の異端科学者はかく語る(改稿前)

序文新章「訳者の感想文」

 

 

📕神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー(改稿前・表紙絵あり)

カクヨムアルファポリスnote