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カクヨムにて、
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- あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。
シャルルさんことシャルル七世が生きていた
15世紀から始まった
歴史家たちのポジショントーク…
ついに21世紀に突入!!
20世紀は、シャルル七世の研究や評価について目新しい進展はなかった。
現在は21世紀が始まってから四分の一ほど経過し、2022年にはシャルル七世即位600周年を迎えた。
この間、2017年にフィリップ・コンタミーヌ著『シャルル七世:ある人生、ある指針(Charles VII. Une vie, une politique)』が刊行された。
コンタミーヌは、ここ日本では2003年に『百年戦争』の概要を翻訳した著書が1冊刊行されたきりで、あまりなじみがないが、20世紀の著名な研究者レジーヌ・ペルヌーの後継者と見なされている。
残念ながら2022年1月26日に他界。
くしくも、氏の遺作となった『シャルル七世』が即位600周年を迎える直前だった。
コンタミーヌの著書は2017年刊行。
つまり、現在の最新情報ですね。
ざっくり読んだけど、
どこかの出版社が日本語に翻訳してくれないかなぁ…
個人的には、全文翻訳して紹介したいところですが
最新情報ゆえに、著作権・翻訳権など
さまざまな権利関係に抵触しないためには
どこまでの翻訳・引用が許されるのか…
悩んだ末に、今回は
これまでの「翻訳した引用文」の掲載をやめて
私個人の読書感想文というスタイルで
やってみようと思います
本題の「感想文」を始める前に、
どこかの出版社が日本語に翻訳してくれることを願って
今回は、コンタミーヌ著『シャルル七世』の
概要ともくじを紹介しています。
読書感想文は次回で!
続きはカクヨムにて。
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作品の後押しになります。よろしくお願いします!
▼歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世
- 暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世
- シャルル七世の歴史的な運命
- 15世紀:同じ時代に生きた人の評価
- 16世紀:没後100年「怪物のような王」
- 17世紀(1)王室の歴史家「フランスの修復者=中興の祖」
- 17世紀(2)最初の科学的研究「歴史家の義務」
- 18世紀(1)「幸運な愚王か、賢君か?」
- 18世紀(2)ヴィラレ神父の『フランス史』
- 18世紀(3)フランス革命時代「君主として、個人として」
- 19世紀初頭(1)ミニエの熱烈な『賛辞』
- 19世紀初頭(2)ブルゴーニュ派から見たシャルル七世
- 19世紀初頭(3)ヴィルマン「柔らかく軽やかな手」
- 19世紀半ば(1)経済学者シスモンディ「最大の功績は、戦争に持ち込んだあるモノ」
- 19世紀半ば(2)アンリ・マルタンの『フランス史』
- 19世紀半ば(3)『フランス史』ブーム——ラヴァレ、ルロワ
- 19世紀半ば(4)『フランス史』ブーム——ミシュレ、ローランティ
- 19世紀半ば(5)アカデミーの歴史家——ミニエ、オーザンヌ
- 19世紀半ば(6)アカデミーの歴史家——ジェラール、キシェラ
- 19世紀半ば(7)近代君主制のアーキタイプ
- 19世紀半ば(8)財務卿ジャック・クールの視点から
- 19世紀後半:新しい『フランス史』(1)炎上
- 19世紀後半:新しい『フランス史』(2)異議あり
- 19世紀後半:イポリット・ダンシン「救いがたい王」
- 19世紀後半:アントワーヌ・ダレスト『フランス史』ゴベール大賞受賞作
- 19世紀後半:ヴァレ・ド・ヴィリヴィルの膨大な研究と残された仕事
- 20世紀:レジーヌ・ペルヌー「」復権裁判の重要性とシャルル七世が果たした役割
- 21世紀(1)フィリップ・コンタミーヌ『シャルル七世』概要
\ここから下は自著の紹介/
自著など
📕最新作:アレクサンドル・デュマの未邦訳戯曲『シャルル七世とその重臣たち』
全五幕の歴史・悲劇を翻訳。現在、カクヨムで公開中。
📕新刊:十九世紀の異端科学者はかく語る: ダーウィンの愛弟子ラボックの思想と哲学
ジョン・ラボックのエッセイ『The Pleasures of Life』第一部を書籍化。
訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。
📕既刊:神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー
2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念に書籍を出版。
デュマ・フィスの未邦訳小説を翻訳しました。